マニュアルミッションの車の運転は楽しいなぁ2006年03月08日 20時40分43秒

SPORTミッション

先日、ひさしぶりにマニュアルミッション(MF)の車を運転しました。
デザイナーの知人N氏の初代マツダ・ロードスター。
待ち合わせの場所に彼が乗ってきました。
ボディ塗装は色ムラが出て傷もあちこち、キャンパストップは変色し色褪せて、見た目へたった中古車です。
助手席に乗ると、N氏はシフトをローに入れ発進。
エンジンは軽やかに吹き上がっていきます。
「マニュアルじゃないですか、エンジン吹き上がり良いし、ちゃんと手入れされていますね。」
「そうなんですよ、見た目はへたっているけど、メンテはちゃんとやっていますので調子良いですよ。」

仕事の打ち合わせも終わり、駅まで送ってもらう時、 「すみません、運転させてもらっていいですか?」と言ってしまった。
「いいですよ、少々回しても大丈夫ですから。」
「ありがとうございます・・・」と自然に顔がにやけてしまう。

私は免許をとって25年になりますが、所有した車は、すべてMFのスポーツカータイプの車ばかりでした。
初代のカローラ1600GTハードトップは、タイヤからホイール、排気系からストラットタワーバーまで、すべてラリー仕様に改造して、週末は神戸の裏六甲や京都の山中で走ってました。
妻とつき合いはじめたとき、家まで送っていったら、妻の母が「ogawa君て暴走族なの?」と真面目に聞かれたそうです・・・ハハ
20台半ばの男が暴走族もないものですが・・・音が音でしたから。
その後の車もMFで乗り継ぎ、2000年、今のファミリア S-WAGON SPORT20の乗り換える時に、やっとAFにしました。それもこのミッションはすぐにMF運転に切り替えることができる、という理由からでした。

さてロードスターに話を戻します。
ひさびさのMFの車の運転、クラッチペダルの感覚が戻るまで、暫くハンクラで走っていましたが、感覚が戻ってくると、いやぁ~楽しい。
アクセルを踏み込み、回転を落とさずヒール・アンド・トゥーでクラッチを切り替えていく。
「ねぇ~Nさん、山中行っていい?」
「ogawaさんも好きだなぁ~」
ワインディング・ロードの峠越え・・・ルン♪
「ogawaさん、よかったらこの車譲ってあげようか、新しい(3代目)ロードスターに買い換えようかなと考えているし、もう10年近くのっているから車両価値もほとんどないしタダでもいいよ。」
嬉しい申し出でしたが、別府時代は車を通勤で使っていたので年間走行距離は12,000kmでしたが、今は年間4,000kmほどのサンデードライバー。
車2台所有しても乗る時間がないし、SPORT20も並の車には負けない走りするし、泣く泣く断りました。
でもマニュアルミッションの車を運転するのは楽しいなぁ。

先日、雑誌でロータスが「ロータス・ヨーロッパS」をこの夏から販売するという記事を読みました。初代ロータス・ヨーロッパから30年・・・かっこいいなぁ、う~む、ほしいぞ。
値段は700万か・・・趣味で使える金額ではないなぁ~

*3月9日追記
今朝、気がついたんですよ・・・
マニュアルミッション・・・Manual Transmission・・・MT
オートマティックミッション・・・Automatic Transmission・・・AT
ハハハ・・・MFはマニュアルフォーカス、AFはオートフォーカス・・・写真用語です。
完全に思いこみの間違い・・・こそっと直しておこうと思っていたら、ヒョウちゃんさんの鋭いご指摘。
今後の戒めとすべく、あえて修正せずに残します・・・ハハ