旅の断片・・・イスタンブール通信32006年03月13日 21時00分22秒

ボスフォラス海峡

南回りのフライトで早朝にイスタンブールに到着。
ああ、疲れた・・・南回りはしんどいなぁ。
時差ボケでフラフラしながら宿を確保して、最初に向かったのはガラタ橋。
イスタンブールに着いたら、まず最初に行こうと決めていたのがガラタ橋だった。
橋の上に人が住み、生活があるなんて楽しいそうだな・・・と楽しみにしていた。
ガイドブックをたどって、橋のある場所に向かった。
が、行ってみると何も変哲もないコンクリートの橋があるだけ。



「えっ!」
木造の橋に住居は何処なんだ?
場所を間違えたのかと思い近くの売店で尋ねてみると・・・古い橋は一週間前に燃えてしまった、とのこと。
新しい橋ができたのに住民が立ち退かなかったので、政府が燃やしてしまった、 などという噂が流れていた。



古い橋がなくなったのは残念だけど、ボスフォラス海峡を行き交う船を見て、サバの半身をグリルにしてパンに挟んだサバサンドを食べれば、それはそれで気分である。



橋には、釣りをする人、犬を散歩させる人、この街の人達の生活は変わらずにある。
声をかけてくる絨毯売り、いかさま賭事に誘ってくる怪しいヤツ。
やっと旅に出た気分になってきた。
旅のスタートである。



まったくワクワクさせてくれる街だぜ・・・ここは。