大人の「遊び」を楽しみましょう。

私の車は1月登録なので、2年に一度、年末に車検の見積もりを取ります。
スポルトも次で7年目となります、3度目の車検ということになります。

この車の最初の車検は、別府のオートバックスで、2度目は大阪に戻ってきていましたので、この車を買ったディーラーへ。
3回目の今回は合見積もりを取ることにしました。

まずディーラーへ持ち込みました。
待つこと40分。
営業担当が見積もりを持ってきました。
「ogawaさま、お待たせしました。フルコースで組んでみましたので、ちょっとお高い値段になっています。」
と金額を見ると247,000円・・・！
明細を見ると、ボディコート4万円、メンテのパック2万円、公害防止の洗浄3,800円、ボルテージバランサー取り付け13,000円、エンジン・シャシ洗浄料5,400円、起爆水注入9048円などなど。

「へっ・・・？」
ともかくオプションいっぱい。
「このボルテージバランサーって何？」
「カーナビなど使うと一挙に電圧が下がることがあります、それを下げないようにするための電圧安定装置です。」
「カーナビ無いし、無理して高性能バッテリー積んでいるから、こんなのいらん。起爆水って？」
「ハイ、冷却水にこれを入れますとイオン化して水の粒子が細かくなり、冷却効率が良くなり燃費がよくなります。」
「あっ、そう・・・ねぇ、まず絶対に必要なこととオプションを分けましょうよ。エンジンルームの洗浄やボディコートなんてしなくても車は走るし、メンテも必要なら自分で持ち込みますよ。いちいち貴君に連絡もらわなくても自分の車は自分で管理できます。」
結局、冷却水交換とかブレーキオイルの交換など必要なものだけに削ると15万円ぐらいとなりました。
「合見積取っているので、また連絡しますし。」
営業担当に懇願されたが、悪いけどもう一つの見積もりを取ってから。

翌日、次はオートバックス。
オイル交換とか車のメンテは、ほとんどここでやっているので、見積もりの案内ハガキを持って行きました。
こちらも待つこと40分。
整備士が見積もりを見せてくれました。
合計112,000円・・・！
明細を見ると基本料以外では冷却水交換、ブレーキオイル交換、リアブレーキパット交換、ラジエターキャップ交換とタイヤローテンション（サービス）だけ。

「安いですね。それに必要最低限ですね。ブレーキパットの交換って？」
「もう交換時期の厚さになっていますし、ラジエーターキャップはパッキンがへたっていたので交換されたほうが良いです。」
「なるほど、ディーラーではブレーキパット交換はなかったなぁ。」
「これを見落とすなんてダメですね。ogawa様の車は、オイルとかATFとかちゃんとメンテしているのですごく良い状態です。必要最低限の交換で充分。もし不調が出たらそのとき交換すれば良いのです。私は以前ディーラーで整備をしていましたが、ディーラーは今、車を売るだけでは利益が出ないので車検などでオプションたくさんつけて利益を出そうとするのです。ogawa様は走っていて何か不満がありますか？なければ、この状態を維持していけば良いので車検は必要最低限で充分です。」
と整備士は明確に言い切りました。

なんと単純明快な論理だろう、私は洗車などは適当ですが、走行に関することには早め早めの交換をして故障したことはないので納得でした。
それ以外にも、予約割引やオイルは先月換えたばかりなのでオイル交換不要割引、持ち込み割引などわかりやすく説明してくれました。
私はこの整備士の仕事のスタンスが気に入りました。

私の車の任意保険は年間約40,000円なので、オートバックスに出すと車検の保険の合計が、ディーラーの車検代とほぼ同額になります。
ということで、１月になったらオートバックスに電話することにしましょう。