サブカメラ考2011年11月24日 21時52分26秒

私が、普段メインで使っているカメラはNikonD300というカメラです。
これはNikonがプロ・ハイアマチュア用に出しているフラッグシップ機の一つで、3年前の発売ですが今でも使えるほどの充分な性能を持ったカメラです。
私も気に入って使っています。
ちょっと重いのが難点ですが。

D300

このカメラに何も不満はないのですが「サブカメラをどうしよう?」とずっと考えていました。
フィルムカメラ時代はメインはNikonF3でサブはNikonEMかContaxT2というのが組み合わせでした。
NikonF3は「壊れないカメラ」で有名でしたので、幸いサブ機がメインになることはありませんでした。

写真で遊んでいる者として、旅に出て撮影中にカメラが動かなくなり撮影できなくなることは考えたくないシチュエーションです。
メイン機種が何かの事情で動かなくなってもカバーできるカメラが必要です。
フィルム時代は、必ず補完できるカメラを持っていていました。

このことを特に意識したのが、この夏インドを旅した時でした。
水没したヴァラナシの街を撮影していた時、「今、このカメラ(D300)を水に落としてしまったらアウトやん。」と、この時のサブで持っていたカメラはContaxT2とPENTAX I-10でした。
ContaxT2は良いカメラですが、SDやCFなどの記憶媒体はどこでも買えるのですがフィルムは入手困難の時代です。
もしD300が動かなくなったときは出番ですが、フィルムというメディアが入手困難ということで実用的でないです。
今回もポジフィルム2本しか持って行きませんでした。
PENTAX I-10はデザインは好きですが描写は今一つ、メモ用以上のモノではありません。

PENTAX I-10

帰国してからサブカメラをどうするか真剣に考えました。
その条件は以下の通りです。
1)センサーはCCD、CMOSでも良いが大きいこと。画素数よりセンサーの大きさのほうが画質に影響します。
2)画角の問題。4:3ではなく3:2も撮れること。フィルムの3:2の画角が身体で覚えている画角ですので、これが大事。
3)3年後、5年後に使っていても陳腐にならないこと。デジタルカメラは現状ではほぼ一定の性能に達していますので、あとはデザインや操作性ですね。
4)余計な撮影オプションは要りません。スマイル・シャッターやペット選択など要りません。P・A・S・Mの四つの選択があれば他は要りません。
5)そして一番大事なのが、旅先でD300が故障・紛失しても、その代わり一定レベルの写真が撮れる性能を持っていること。
これらの条件を満たすカメラを探していました。

モノを買うときスパッと決める私にしては結構考えました。
当初はNikonのデジタル一眼の入門機のD3100やD5100を考えていました。
これなら手持ちのレンズで互換性がありますし、小型軽量ですのでバッグの隅にでも放り込んでおくことができます。
次に、今、話題のミレーレス一眼レフカメラ。
オリンパスやソニーの機種も良いかなと店でいろいろと触っていました。

このどちらかと思っていたのですが、先日、知人のYさんからコンデジのハイエンド機をお借りして撮影していたところ、5年前の機種にもかかわらず写りが良い。
そこでコンデジのハイエンド機も選択にいれました。

そしてヨドバシで実物をいろいろ触った結果、決めました。
昨日、ネットで注文しました。
さて何を買ったのでしょう?

早く届かないかな。
届いたら報告します。