「空」の話題2題2012年02月29日 21時53分28秒

4年に一度の2月29日の閏日。
本日、東京スカイツリーが完成し、内装工事や什器搬入などが始まりました。
一つの記念日ですね。

今日の本題は同じ「空」でもスカイツリーではなく航空会社の話です。
いよいよ明日、3月1日よりLCC(ロー・コスト・キャリア)のピーチ・アビエーションが就航します。
http://www.flypeach.com/
関空をハブ空港として、福岡、千歳に就航します。また、10月までには長崎、鹿児島、ソウル、台北、香港に路線を順次就航していきます。
今まではジェットスター、エア・アジア、チェジュなど海外の航空会社の乗り入ればかりでしたが、ANAが設立し、日本発の本格的なLCC(*)ということで話題性十分です。
関西では大きな話題で、メディア各社は「なぜ、これだけ安く乗れるのか?」という内容のニュースを連日流しています。
私も関空-ソウル・台北やアジア内での移動でLCCを利用していますが、ルールを知って使えば「安く」利用できます。
2時間程度であれば機内食も映画も必要ないですし、多少のシートピッチが狭くても気になりません。


また、JALもジェットスター・アジアと提携してジェットスター・ジャパンを設立、7月に成田をハブ空港としてLCCの国内線を就航させます。
http://www.jetstar.com/jp/ja/home
国際線のみならず国内線も飛行機をバス並みの料金で利用できるようになり、LCCが一般に認知されるようになったという意味で、2012年3月1日は一つの記念日です。

もう一つは、パイロットの免許について。
先日、ANAがボーイング787の導入するに際してパイロットを養成するというドキュメンタリーを見ていました。
その番組で知ったのが、パイロットは一機種しか操縦できないということ。
どのようなことかと言いますと、ボーイング787のパイロットはボーイング777やボーイング767、エアバス320など他機種の操縦はできません。
仮に、787の前に777を操縦していたとしても、787に機種転換したら777は操縦できないルールです。
そのため昨日777で羽田-伊丹を操縦していたパイロットが、今日は787で羽田-伊丹を操縦するということはありません。
これは機種によって操縦方法や計器の配置が異なるため、誤操作をさせないための対策です。
飛行機は操作を誤ると事故に直結しますので、このようなシステムは事故の確率を限りなく0にすることを目的としています。


ANAはエアバス320、ボーイング737、747、767、777、787、DHC-8と7機種で運行していますので、7つパイロット・チームがあることになります。
互いに融通ができないので相当な数のパイロットが必要となります。
もちろん機種によって部品も違うので保管する部品の数も膨大であり整備方法もそれぞれ機種によって異なります。
どれも「安全」のためには削ることのできないコストです。
しかし最近のANAは、機長の飲酒によるディレイや高度を見誤り低空飛行するなどの事例が発生しています。
ANAをメインに使っていますので、そのようなことが無くなるよう願っています。

*スカイマークも安いですが、厳密な意味でLCCスタイルのビジネスとは異なります。

コメント

_ go-ichi ― 2012年02月29日 23時00分05秒

航空会社のパイロットが一機種しか操縦できないというのは知りませんでした。
LCCが整備コスト削減のために機体を一機種にそろえているというのは聞いていましたが、
パイロットの融通というのも理由にありそうですね。

_ ogawa ― 2012年03月01日 21時33分57秒

>go-ichiさん
私もテレビで見て初めてしりました。
go-ichiさんの書かれているとおり、LCCが一機種に統一しているのは整備だけではなく、パイロットのこともあるのでしょうね。

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