カセットデッキ・・・デンスケ ― 2014年06月11日 22時12分24秒
先日、大阪空港で撮影していた時のこと。
私の横で、年配のご夫婦が飛行機の離着陸を録音されていました。
今時、大きな機材を肩からさげて、マイク2本での収録。
何気なく見て、転けそうになりました。
「おおっ、カセットデッキだ!!!」
離陸後、そのご夫婦に話かけました。
「このカセットデッキ、30年以上前のものですよね。私も使っていました。SONYの『デンスケ』ですよね。とても懐かしいです。写真、撮らせてもらっていいですか?」
一緒にいた娘さん(私より若く40代前半ぐらい)が、「そうなん、これ、そんな昔のものなん?」
「そうなんですよ。でも故障したら修理難しいですよね。」と私が言うと。
お父さんは「これはモーターとベルトでつながっているから、簡単に直せるよ。」とおっしゃいました。
確かに、この時代のモノは電子部品も少ないので、ちょっと知識のある方なら自分で修理できます。
テープのセレクトの切り替え「ノーマル」「クローム」「フェリクローム」や、DOLBYの切り替えもとても懐かしい!
お母さんは、典型的な大阪のお母さん「そんなに珍しいんや。写真ぐらいいくらでも撮ったらええで。」と豪快に笑っていました。
いやいや、懐かしい機材ですよ。よもや現役とは、ほんとに驚きました。
大事に使ってください・・・というか、私が欲しい!
実は、デンスケでありませんが、カセットデッキを1台、まだ持っています。
それはまた後日。
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