「そんなバカな!?」なホテル・トラブル ― 2005年11月15日 20時37分49秒

先日の別府出張で「そんなバカな!?」と言いたくなる、トラブルにあってしまった。
そのホテルは別府国際観光港から山手に向かったところにあるSホテル。
本館と向かいに新館という2棟からなるホテルである。
今回の出張は4泊で、いつもなら自分で別府駅近くのホテルを手配するのだが、今回は現地サイドでまとめて予約を取るので、通常泊まらないSホテルとなった。
10日に別府に到着してチェックインをすると新館を割り当てられた。
事件が起こったのは3泊目の12日の晩。
22時頃ホテルに戻ってルームナンバーを告げて鍵をもらおうとしたところ、 「お客さまの部屋はありません。」と言われた。
「えっ!? ちょっと待ってよ4連泊でしょ。荷物とか部屋に残しているし、今朝スーツとシャツのクリーニングも出しているのに、どういうこと?」
「ちょっとお待ちください、お調べします。」
クリーニングの預り証を見せて、待つこと数分。
「申し訳ありませんでした、ogawa様は本日より本館での宿泊となっています。荷物も全部そちらに運んであります。クリーニングもそちらで受け取れます。」
「そんな話聞いてないよ。それに荷物も広げたままだし・・・説明してよ。」
「いや、それは・・・」
埒が明かないので、本館に行った。
フロントで告げると、新館と同じ説明だった。
疲れているし空腹だし、ここらあたりで私は不機嫌になってきた。

クリーニングを受け取ろうとしたら、シャツ2枚はクリーニングができていたが、スーツがクシャクシャのままハンガーにぶら下がって出てきた。
「ogawaさま、申し訳ございません。スーツのほうがドライまでができませんでこちらでアイロンかけさせてもらいますので・・・」
「朝、今日中に仕上がるということで出したのですよ。話ちがうじゃないですか?このスーツ明日必要なんですよ。」
プッツン・・・切れた。
「申し訳ございません。こちらでプレスしてお部屋にお届けします。」
「ちょっと待ってよ、貴女がかけるの? 素人がやめてくれ、もういい!(怒)」
明日は、とりあえず今着ているブレザーで対応できる。
ともかく鍵を受け取り部屋に入って荷物を調べたら・・・ガーメントバックが無い。
それにシャツも一枚足らない。
「○○号室ogawaだけど、荷物が足らない。あんたら何をしてるんだ!さっさと持って来て。」
完全に切れた。
持ってきたのは1時間近くたってから。
そりゃそうだろう、別のお客さんが入っているので了承を取ってからでないと勝手に入ることできないはずだし。
もう無言。
23時すぎ携帯が鳴った。
同じく10日から宿泊している同僚からだった。
私と同じ目にあって怒っている、クリーニングは出していないが、向こうは荷物が全く届いていないとのこと・・・着替えもできないらしい。
まったくひどい話だ。
もう1泊の予定だったが、お互いもう泊まりたくないということで明日チェックアウトすることを確認。
オフィスの方からも電話がかかってきて、 「ogawaさん、話聞きました。大変な目にあって気分が悪いと思います。せっかく応援に来てもらったのに申し訳ない。別のホテル手配しましたので明日そちらに移ってください。」
「お気遣いありがとう。ともかく移るよ。」

最終日、スタッフの集合は現地7時。
翌朝、6時過ぎ荷物をまとめてチェックアウト。
フロントで「チェックアウト。」と鍵を返した。
「ogawa様はもう一泊の・・・」昨晩対応した女性。
「もういい、ここには泊まりたくない。それとシャツのクリーニング代払います。」
「クリーニング代は結構です。」
「いや、ここに借りは作りたくありません。払います。」
強引にカウンターにお金を置いてホテルを出ようとした。
「お荷物おもちします・・・」
「もういい、触らないでください。」
「タクシーをお呼び・・・」
「いらない、同僚が迎えに来てくれます。」
「お詫びをしたいので住所を教えてもらえませんか・・・」
「結構です。そんなことしていただく必要はありません。」
と言ってホテルを出た。
今まで安宿を含めていろんな宿・ホテルに泊まったがこんな目にあったのは初めてだった。
昨日、ホテルの支配人が別府のオフィスに謝りに来たとメールで連絡してくれた。
要は「説明不足」「連絡不足」が重なって起きたことである。
しかし一つだけならともかく、一度に3つのチョンボが重なるとは。
いやはや・・・お粗末としかいいようが無い仕事である。
仕事は元・同僚たちと気分良く仕事ができたのに・・・「そんなバカな!?」なホテルでのトラブル体験であった。
*今日のblogは「で・ある」調としました。
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