カボスが届きました2014年09月01日 21時53分56秒

かぼす


昨日、東欧の写真を整理している時、大分の知人から「かぼす」が届きました!
別府に住んでいた時、多くの方々にお世話になりました。
毎年「かぼす」が届くと、そのことを懐かしく思い出します。
Oさん、いつもありがとうございます♪


二階堂



当然、大分のむぎ焼酎にかぼすを絞り込んで一杯。
明日の晩ゴハンは秋刀魚の予定です。



ミュスカデ2014年08月10日 18時48分51秒

台風一過、今宵はスーパームーン、見ることができるかな。
先日、友人がFacebookでミュスカデを飲んでいる写真をアップしていました。
それを見て懐かしくて、1本買ってきました。


ミュスカデ


20年前の8月、パリの一つ星のペンシオンに泊まっていました。
この年のパリは連日30度越えで、観測史上最高に暑い夏でした。
私の泊まっていたペンシオンは、エアコンなどなく、もちろん扇風機もありませんでした。(通常、ヨーロッパはエアコンや扇風機が無くても充分過ごせます)
石組みのペンシオンは、夜になっても昼の熱を持ったままでした。
連日の暑さでバテバテになっていた時、昼にマルシェで牡蠣を1ダース買い、その隣の酒屋でミュスカデを1本買いました。
ペンシオンの女将に頼んで、ワインと牡蠣を冷蔵庫で冷やしてもらい、夕方、アーミーナイフで牡蠣を開けて、ミュスカデを飲みました。
暑いパリ、冷えたミュスカデと牡蠣は最高の味でした。
私の人生の中で5本の指に入る美味い酒でした。

久しぶりのミュスカデ。
微発泡性で、ちょっと酸味があり、その後、甘みが。
美味しい。
やはり私にとってミュスカデは夏のワインです。

エビスのサーバー2014年08月09日 17時14分54秒

この夏のエビスのキャンペーンのサーバー届きました。
けっこうデカイ!


エビス


早速、セットして試飲。(構造上500mlのみ対応)


エビス


とてもまろやかで生ビール飲んでいる気分です♪
(メンテはけっこう大変)


エビス


バー露口にて2014年03月11日 18時29分08秒

松山には、バー露口という老舗のバーがあります。
今回、地元のSさんに「ぜひ、バー露口に行きたいです」とお願いしていました。
1軒目の後、Sさんが「ここですよ。私も20年ぶりぐらいです」と店に入りました。


バー露口


13席しかない席のうち、幸い2席が空いていたので座ることができました。
もちろん注文は角のハイボール。

ここはサントリーのトリス・バーであり、壁面には佐治社長の色紙や柳原良平氏のマスターご夫婦のイラストなどがかけてあります。


バー露口


バー露口


マスター

ハイボールを一口。
「う、うまい!なんでこんな美味しいんだ!」と思わず口に出てしまいました。
私が普段作っているハイボールとは全く別物の極上の飲み物です。
「角って、こんな美味しいのですね」
マスターはにこにこと笑って「角は美味しいんですよ!」と一言。
客は次々をとハイボールを注文、マスターの手は止まらない。


バー露口


実は、マスターはサントリーが発売している缶の「角ハイボール濃いめ(アルコール度数9%)」の監修された方でもあります。
「白缶(普通:アルコール度数7%)は味がモノ足らないので。」と笑っていらっしゃいました。


バー露口
これが監修されたハイボール


「このハイボールは?」
「これはもっと濃いですよ(笑)」
1杯目をすぐ飲んでしまい、すぐ2杯目を注文。


バー露口


「実は私は大阪から来まして。2日前、大阪の十三で大きな火事があり、そこのトリスバーも燃えてしまったのですよ。」と言うと、マスターはとても悲しい顔をされて「そうなんです。私の所にも○○さん(十三のトリスバーのオーナー)から連絡がありました。あちらはもうすぐ60周年で、近いうちにお会いしましょうと話していたのですよ。とても悲しいですね。」と話されてました。


バー露口

結局、角のハイボールを4杯いただきました。


バー露口


奥様から「55周年記念のコースターです。どうぞお持ち帰りください」と。あらたに新しいコースターをいただきました。


コースター


実は、別の店で、マスターご夫妻が高齢ということもあり、今年の秋には店を閉めるらしいという話を聞きました。
1日でも長くやって欲しいものです。
ぜひ、ハイボールを飲むために再訪したいです。

「KAVALAN」の蒸留所に行ってきました2013年12月24日 21時07分05秒

この連休、台湾に行っていました。

今回、最近、ウイスキー飲みの間で話題の台湾産のシングルモルト『KAVALAN』の蒸留所に行ってきました。
まだ設立されて10年も経っていないのに、いくつものウイスキーのコンテストで評価を得ているウイスキーです。
秋口に初めてKAVALANを飲み、熟成された美味しさに感心しました。

今回の台湾行きで、ぜひKAVALANの蒸留所に行ってみたいと思い、Webで検索しました。
金車威士忌(ウイスキー)蒸留所はすぐ見つかり、メールで見学の予約やアクセスを送りましたが、返信がありませんでした。(今思えばスパムフォルダーに入っていたのかもしれません)

Webで見学可能時間はわかりましたがアクセス方法がわかりません。そこで、見学に行った方の個人サイトを調べてみましたが、団体でバスで行ったとか、車で行ったという内容ばかりで、アクセス方法は分からずじまいでした。

最後、Googleマップでルート検索をかけてやっとわかりました。
台北からだと台湾国鉄の特急「自強号」で宜蘭(いーらん)駅まで約1時間40分、そこから1785番のバスで45分ほど乗り、「成功路」のバス停で下車、そこから徒歩で5分。
バスは1時間に1本程度。やはり相当不便な場所にあります。
一番停車駅の少ない自強号(218台湾ドル=TWD)で台北駅を8時50分に出て、宜蘭駅に10時10分着。

宜蘭01

駅前、正面の光復路、その右側の歩道を歩くと2分程度でセブン・イレブンがあります。
そこから10mほどでバス停があります。
バスの時刻見ると、あいにく10時10分発のバスは出てしまった後で、次は11時10分となっていました。

バスの時刻表
バスの時刻表。この入手にははちょっと良い話があります。それは、後日。


宜蘭02


駅前にタクシーが多く客待ちをしていましたが、急ぐわけでもないのでバスを待つことにしました。
早めの昼ゴハンなど食べ、ちょっと遅れて11時20分バスが到着。


成功路


客は私を入れて数人、成功路まで23TWD(80円程度)です。おつりは出ません。
運転手に成功路で降ろしてもらうようお願いして乗車。
宜蘭市内は混雑していましたが、町を抜けると快調に飛ばし、約25分で成功路のバス停に到着。

成功路


だだっぴろい平野の中の一本道、「ここから5分で着くのか?」と思いつつ歩き始めました。
結局5分ではつかず、12分程で入り口に到着。

KAVALAN蒸留所01


KAVALAN蒸留所02


その間、車やバスが入構していきました。門の守衛は歩いてきた私を見て驚いていました。
どうやら、公共交通機関でくる場所ではなさそうです。
よもや、こんな平野の中にあるとは思いませんでした。ただ、裏手は山なのでここから水を確保しているのでしょう。
中に入っていき、案内標識にしたがって蒸留所の方へ歩いていきます。

KAVALANコンベンションセンター
こちらは、コンベンションセンター

蒸留所への回廊


蒸留所01


途中、貯蔵庫があり、右手の大きな建物がビジターセンターです。カフェやグッズショップがあり、また試飲スペースもこちらにあります。

蒸留所


貯蔵所

ビジターセンター入り口
ビジターセンター入り口

ビジターセンター


ビジターセンター


そのまままっすぐに行き、正面の入り口から入ると蒸留施設になります。

蒸留施設


なるほど、日本をはじめスコッチ、シャンパン、シェリー、ポートワインなど私が行った施設では、時間ごとに、すべてガイドがついて案内をする形式でしたが、ここは自由見学です。
だからWebページでも見学時間9時00分~17時00分という表記だけだったのです。
説明ボードがあり、すべてガラス越しに見るようになっています。

蒸留施設

蒸留施設
サントリー山崎蒸留所でも、このようなボトル展示があります。

蒸留施設説明


ウイスキーの製造過程は知っているので、ガイドはなくても大丈夫、また、それぞれに説明ボードがあります。

蒸留施設通路

蒸留施設説明板

発酵タンク

発酵プロセス

ポットスチル(蒸留釜)は4基設置されています。
1基は大きいですが、3基は少し小さめ、形状はどれも同じランタン型です。

ポットスチル


ポットスチル


冷却用のコンデンサーがあり、その奥には樽の貯蔵施設があります。
樽を横でなく立てて積んであります。これはアイリッシュ・ウイスキーと同じ貯蔵方法です。ちょっと珍しい熟成方法です。

冷却用コンデンサー

説明ボード

貯蔵庫

商品案内

ウイスキー蒸留所は、どちらかといえば涼しい地域に作られることが多いのですが、このような温暖な地域に作られるのは珍しいことです。
貯蔵庫を見る限り、貯蔵樽は一番小さなバレルサイズであり、また温かい地域なので通常のウイスキーより熟成が速くなる条件が揃っているため、10年や12年経たなくても熟成されたウイスキーになるのでしょう。

蒸留所から通路を見る


ポットスチル


ビジターセンターに戻り、試飲コーナーに行きました。
試飲は13時からとか時間が決まっていて、その時間内であれば飲めるというものです。
私が行った回には団体や個人客が押し寄せ、落ち着いて飲める状態ではありませんでした。
ともかく1杯だけいただき(もっと飲みたかったけど、それどころではなかった)、ショップの方へ。

クリスマスツリー
ツリーの後ろが試飲スペース。


いつも蒸留所に来たとき、記念にミニボトルを買っているのですが、今回も1セット買いました。
この4本のミニチュアボトルのセットで750TWD(2,600円)、けっこういい値段です。
KAVALANは高いと聞いていましたが、そのとおりでした。
フルボトルは機内持ち込みができないため、最後、空港の免税店で買うことにしましょう。

ショップ

ショップ

スタッフ


ミニチュアボトル


さて帰り、タクシーを呼んでもらおうと依頼しましたが、できないとのこと。
結局、うまくバスの時間に間に合ったので乗ることができましたが、このバスに乗り遅れていたら、次のバスは2時間後となるところでした。
たまたまバスのタイミングが合ったから良かったのですが、宜蘭駅でタクシーと往復と待ち時間込みで交渉するほうが現実的でしょう。

台北空港の免税店でKAVALANを買おうとしたら、どれも化粧箱入りで笑ってしまいました。
昔、日本のウイスキーも化粧箱に入っていたことを懐かしく思い出しました。蒸留所では普通の箱入りで、それで良かったのに。

KAVALAN01


そういう意味では値段も含めて台湾産のウイスキーはこれからでしょう。

KAVALAN02

KAVALAN03