京都一乗寺けいぶん社書店 ― 2010年10月02日 17時53分28秒
京都市内の北東の一乗寺というところに「けいぶん社」という本屋があります。
この本屋は、大型書店と異なり、独自のコンセプトで集めた本を販売しています。
通常の本屋だと文庫、新刊、雑誌など形態ごとに分けて棚を構成していますが、ここはジャンルごとに棚を構成しています。
その中には大手出版社から中小、はては絶版もののデッドストックまで並んでいるいます。
そんな特色のある本屋ですので全国から客が来て、またメディアの取材も多く書店です。
私もかねがね行きたいと思っていたのですが、京都市内でも西の端で仕事をしていると一乗寺方面はなかなか行かないものです。
お昼前、叡山電鉄の一乗寺駅。
この界隈に来るのは何年ぶりでしょうか。
この本屋は、大型書店と異なり、独自のコンセプトで集めた本を販売しています。
通常の本屋だと文庫、新刊、雑誌など形態ごとに分けて棚を構成していますが、ここはジャンルごとに棚を構成しています。
その中には大手出版社から中小、はては絶版もののデッドストックまで並んでいるいます。
そんな特色のある本屋ですので全国から客が来て、またメディアの取材も多く書店です。
私もかねがね行きたいと思っていたのですが、京都市内でも西の端で仕事をしていると一乗寺方面はなかなか行かないものです。
お昼前、叡山電鉄の一乗寺駅。
この界隈に来るのは何年ぶりでしょうか。
駅前の商店街を歩くこと3分。
左手に「けいぶん社」書店はあります。
照明は暖色で、レトロな店内です。
大型書店のようにぎっしり本があるのではないのですが、そのコーナーごとに特色にある本が並べていたり、特集コーナーでは例えば「昆虫」であれば、メジャーな写真集から中小の出版社のこだわった図表まで。
その本を見ているだけでも楽しくなります。
澁澤栄一だけで棚一つ構成したり、プロレスだけを特集したり、こだわりが感じられ、1時間なんてあっという間でした。
本日の私の収穫は、古本ではなくデッドストックものを短冊をつけて売っていた本です。
一つは岩波写真文庫。
1950年代の1冊100円で国内や海外、美術、産業などのテーマごとの写真集で売られていたもの。
50冊ほど平積みされていました。
全部欲しかったのですが、一冊400円なので「イスラエル」「死都ポンペイ」を購入。
もう一つは保育社のカラーブックス。
こちらも平積みで図鑑形式の文庫本で1950年代で200円で売られていたシリーズです。
その中から「ローマ」を一冊。
バチカン大聖堂まえの広場をシトロエン2CVが走っている写真など、こうなると歴史資料ですね。
500円でお買い上げ。
そして最近好きな作家というか社会学者の山口誠氏の新刊「ニッポンの海外旅行-若者と観光メディアの50年史」(ちくま新書)
その旅行の棚にはFigaroのバックナンバーが当たり前のように置いてあります。
他にも欲しい本があったのですが、今日は予算がなかったのでこのぐらいで。
ネットで買うのとは対局にある好きな本を見つける楽しみがある本屋です。
全国から来るはずだ。
ランチは本屋を出て駅に戻る途中の「ナマステキッチン」と覚えやすいカレー屋でネパールカレー。
豆カレーが旨し。
この界隈はなかなか良い雰囲気です。
また来ましょう。
紅葉で有名な詩仙堂もあることですし。
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