15周年です2011年08月01日 21時49分37秒

私のホームページ
「ゆ~らしあ大陸ほっつき歩き・・・」
http://www.ne.jp/asahi/travel/ogawa/
を1996年8月1日に開設して、今日で15年になります。

当時はWindows95で、接続手段はダイヤルアップでしたもの。
隔世の感があります。

開設当初2メガというフロッピーディスク2枚に収まっていたのが、
今はプロバイダーを2つ使い、500メガ、アップしている写真は、
おそらく30,000点ぐらいでしょうか。

いままで38万人以上のかたがこのページを訪問してくれました。
いまでも、毎日100人前後来てくださっています。
ほんとにありがたいことです。

HPからBBSそしてblog、SNSからTwitterへと時代は変わっていきますが、
写真を発表する場としてのHPはこれからも大事にしていきたいと思います。

今後ともお付き合いいただきますよう、よろしくお願いします。

明日からインドへ2011年08月07日 18時24分21秒

インド行き荷物
この数年、旅に出る前は「旅に出ます。探さないでください。」とだけ書いて行き先を明かさず出発していましたが、それも飽きたのと、デジタル一眼に変えてからはバックアップ用にネットブックを持って行くようになったためホテルからLANやWi-Fiでアクセスすることも多くなったので、隠す意味が無くなってきました。

とうことで明日からインドに行きます。
ほぉーーーーーーーんと、めちゃくちゃ久しぶりのインドです。

インドの山奥で修行することも考えたのですが、今回はオーソドックスに北インドをぶらりと歩きます。

19日に帰国予定です。

途中アクセスできたら報告します。

デリー在住のK君、明日、空港へのお迎えよろしくです。

インドで風邪をひいた話2011年08月21日 12時49分54秒

一昨日、無事、インドより帰国しました。
怪しい人達のやりとりや笑いたくなるトラブル面白かったです。
普通の旅なら「困ったなぁ~」と思うことが、「これは面白い」と逆転の発想で旅していました。
その中の一つ。

ヴァラナシのゲストハウスで夜、「エアコン爆発事件」があり、そのため、その晩はフライ・ファンを回して寝ました。
そのため翌朝、身体を冷やしたため体調を崩したかなという程度でした。
その後も何度も雨に濡れたりして、ジャイプールの街について1泊した翌朝、完全に風邪の自覚症状。

いままで旅でお腹の調子を悪くしたことはありましたが、病気らしい病気をしたことがありませんでした。

今回のインド行きで、「整腸剤」「下痢止め」「胃薬」などそちらの薬をたくさん持ってきていたのですが、風邪薬は葛根湯3袋だけ。それも飲み尽くしていました。

熱は無いものの、咳と鼻水は止まらない、立つとフラフラする。
「まっずいなぁ。沢木(耕太郎)じゃないのだから、インドに来て病気なることなんてないのに。」と天井を見て文句を言っても始まらない。

そして、ふと思い立ったのがインドの風邪はインドの薬で治すという発想。
幸い薬のアレルギーは無いので、少々の強い薬でも大丈夫でしょう。
風邪の症状なら英語でも説明できるし。
そうなると楽しくなり、フラフラしながら着替えてフロントへ。

1階に降りて、フロントマンに。
「風邪ひいたので薬が欲しいので、薬局を教えてほしい。」
「大丈夫か?ホテルを出て左手に進み、次の角を左へまがりまっすぐ進むとバザーがある。そこに薬局がある。」と丁寧に地図まで書いて説明してくれました。

そのとおりに行くと1件の薬局が。

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薬剤師のオジサンに、「風邪を引いて、フラフラするし、咳と鼻水が止まらない。」と症状を説明すると、どれどれと私の脈を取って、おでこに手を当てて熱を測って、「うむ」と言って薬棚からいくつかの薬を出してきました。

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「白いのは食前に、黄色と茶色のは食後、瓶は咳止めのシロップだ。咳がひどくなったら飲む。」と説明してくれました。
値段は「262ルピー」(520円程度)。
地元の人からすると高いでしょう。
しかし1日分の処方ですか。
日本なら普通3日分の処方ですので、1日ということはその分強い薬ということか?

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待っている間、お尻をつつかれて見てみると、なぜか野良牛の子供が次は私の番とばかり後ろに立っていました。

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薬を持ってホテルに戻り、指示どおり薬を飲みました。
ただし、どのくらい強い薬か解らないので1回2錠のところを1錠にして様子を見ることにしました。
30分程で眠気が襲い、その後、明らかに薬が効いてきたことが実感できました。
これを処方通り飲んでいたら、その日一日寝ていたのではないでしょうか。
翌日にはほぼ回復するという効果でした。

これも、なかなか面白い経験ではありました。

インドで酒を飲む話2011年08月22日 23時11分47秒

インドねたもそろそろこれで終わりにして、旅行記にかかろうかな。
その前に3,800カットの写真の整理をしなくては。

で、私の周りには親愛なる酒飲みがたくさんいるので、ここで一つレポートです。

インドで酒を飲むのは苦労しました。
今まで旅した国ではヨルダンに次いで飲むのに苦労した国です。

もともと大多数のヒンドゥー教は禁酒ではありませんが上流階級になるほど酒を飲みません。また第2勢力のイスラム教、こちらは酒を飲みません。
ということで酒を飲める場所というのが非情に限られています。

街中の食堂では、まず置いていません。
もちろん居酒屋もありません。
アルコール飲料は、ホテルのレストラン(安宿でも)や高級レストランでは外国人向けということで置いています。
ただしメニューに書かれていませんので、「ビールある?」と自ら尋ねないと出てきません。
ほとんどがキングフィッシャーという銘柄です。
シェアは日本でいうとキリンとアサヒとサッポロを合わせたぐらいの、超寡占企業。

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これもキンキンに冷えていると美味しいのですが、中途半端だと雑味が舌に残るビールです。
基本、大瓶(650ml)が基本で、150RP(300円)~250RP(500円)です。
一日の賃金が100RPという労働者も珍しくない国ですので高級品です。
レストランでもカレーと変わらない料金です。
でも、このような場所でないと飲めないので晩ゴハンはだいたいホテルか高級レストランでした。

面白いのが、ビールを注文するとボトルを持ってきて触らせます。
これで冷えていて「OK」と言うと、栓を抜きます。
一度ぬるかったので「NO」というと、ちゃんと冷えたボトルを持ってきました。

8月15日・・・インド独立記念日。
この日は全土一斉にドライデー、旅行者も変わりなく、私も強制休肝日となりまして泣きたくなりました。

ローカルビールもあると聞いていましたが、最後のデリーで飲むことができました。

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この銘柄も基本はキングフィッシャーと同じ味でした。

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一度だけインド産ウィスキーを飲めるホテルがありました。
ここは珍しくアルコールメニューがありました。
試しに注文したのがインド産ウィスキー「ブレンダーズ・プライド」。
(写真のメニューのL025です。)
一口飲んで「どこにブレンダーのプライドがあるんや。」と突っ込みたくなる味でした。
ヒマラヤ水系の水と、ゴラン高原でできたであろうと思われる大麦から醸されたウィスキーがこれですか。
ちょっと残念。

酒飲みにはちょっと辛い国です。