ロング・グッドバイ2010年09月15日 22時02分05秒

というより「長いお別れ」レイモンド・チャンドラー/清水俊二訳(ハヤカワ文庫)で知っているかたがほとんどでしょう。
フィリップ・マーロウという私立探偵のハードボイルドな世界のお話です。
1970年代、夢中になって読みました。
「さらば愛しき人よ」というのもありました。

その「長いお別れ」が「ロング・グッドバイ」として村上春樹訳で蘇りました。
清水氏の訳はオーソドックスで古典的な翻訳ですが、村上氏の翻訳は今風で面白いですね。
村上春樹の訳で多くの人に読んで欲しいな。

私は、今、この本以外に「西野巷説百物語」(京極夏彦)、「虚栄の肖像」(北森鴻)平行して読んでいます。
このところビジネス書ばかり読んでいたら気分転換ということで。