旅にでる理由 ― 2005年08月22日 21時15分39秒

今日、昼休み、食事をしていたら上司の次長が私の前に座った。
「ogawaくん、夏休みはどうだった?」
お決まりの会話である。
「ちょっと海外に行ってました。」
「何処へ?」
「ミャンマーと韓国です。」
「続けて・・?」
「いやミャンマーは一人で、いったん帰国して韓国は家族と。」
ここから来るぞ・・・予想していたら・・やっぱり・・・
「ミャンマーまで一人で何しにいったん?」
私はいつもの答えを言った。
「観光」
これで納得してくれたらいいのだけど・・・多くの人は・・・
そして予想通りの次の言葉。
「一人で何するの? オンナか・・・?」
そしていつもの切り札。
「写真を撮ってました。」
「そっか君は写真をするんだよな。」と、その答えで上司は納得。
いつものことである。
いい歳した大人が一人で海外に旅をする。
当人は行きたいから行く、あの一枚の写真に惹かれて行く・・・というのは、あまり通じない。
「動機」とか「納得できる理由」が必要なのである。
それもヨーロッパなら観光でも納得してくれるが、ラオスやマラッカ、ミャンマーなんて言うとイメージの外なのだろう・・・
いまだアジア売春観光の頃のイメージを持つ人も珍しくない。
「写真を撮りに行く」と、言えば、解答をもらったように納得する。
この数日で何度同じ説明をしたことか・・・
行きたいから行く・・・ではダメなのか?
ため息ひとつ・・・
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