緊急入院2005年08月31日 19時02分36秒


8月25日~30日まで緊急入院してました。
人生初めての入院でした。
ことの起こりは8月20日(土)・・・朝起きると左耳のこまくが張った状態で、キーンという音が響く。
まぁ、すぐ治るだろうと思っていたが日、月も治らず・・・耳鼻科行った方がいいかなと思い始める。



23日(火)・・・どうも左耳が聞こえにくいと思いつつ出勤。
朝、電話を取って左耳で受けて愕然となる・・・「まったく聞こえない・・・」。
ともかく午後から早退して、高槻駅前の耳鼻科へ。
生まれて初めて耳鼻科へ行く。
検査の結果・・・
「ogawaさん、この症状はいつからですか?」
「あっ、はい・・・20日起きた時からです。 で、何なのですかこの症状は?」
「突発性難聴です。原因はウィルス性とも神経性と言われていますが不明です。なおこの病気は一刻を争う病気なのと治療方法は一つしありませんので、大阪医科大付属病院を紹介しますので、明日からでも入院治療が必要です。」
「えっ・・・!?」

24日(水)・・・紹介状を持って高槻駅前の「大阪医科大学付属病院」へ。
検査の結果、同じことを言われる。
「この病気は発病から3週間以内に治療しないと治りません。20日であれば現時点では80%の確率で治ります。明日から入院してください。」
あまりにも急なので、午後から出勤して当面の引継を行って、25日朝から入院。
この治療方法は、一日一回点滴で大量のステロイド(副腎皮ホルモン)を投与して、後は安静にするという、手術は無いのはありがたいのだが、ともかく動けないという入院である。



入院する部屋は6人部屋。
私以外は60歳以上でおじいちゃんばかりで、「心臓」「糖尿病」などのヘビー級の入院で、「住人」である・・・その中にマレビトとしての私・・・・ハハハ
夜9時消灯。
アルコール・・・×
アルコール無しはしかたがないとして、夜9時なんかに寝られないよう。
消灯したら隣のおじいさんはナースコールで、ばたばた運ばれるし、向かいのおじいさんも呻いているし・・・凹む初日の晩。



普段テレビを殆ど見ないので、大量の本を持ち込んだ。
もちろんPCなんぞ持ち込み不可。
点滴と診察の1時間半以外は、ずっと本を読んでいた。
朝8時、昼12時、夜6時の食事が唯一一日の節目。
もちろん外出不可、ちょっと駅前のスタバまで・・・というわけにもいかない。



左腕に点滴用のチューブ、右腕には入院患者の認識票・・・こんなのでは密かに抜け出すこともできやしない・・・
日曜日にはとうとう妻に「スタバのコーヒー買ってきて」とお願いした。



30日、本日なんとか退院。
聴力0だったのも、なんとか60%まで回復。いまだ耳鳴りもします。
しばらく薬と病院がよいの日々となりそうです。




ふだん聞こえている耳が聞こえなくなるとこんなに不便なのか・・・

せっかくですので読んだ本は別途アップしてみます。