冬の京都を歩いてみれば<前編>2007年01月15日 21時00分34秒

京都駅

土曜日の新年会で名古屋からぴよさんとヒロさんが来るということで、せっかくなので京都を案内しましょう。ということでお昼前に京都駅にお迎え。
ホームの先端でタバコを喫っていた2人と無事合流。
「ogawaさん、京都寒いねぇ~」
「今年は暖かいよ!ところでお昼ゴハンだけど、値は張るけど繊細な京料理がいいか、真っ黒いラーメンがいいか」と聞いたところ。「真っ黒いラーメン」と即答。
安くつく人たちだ。
ということで京都駅から徒歩5分の新福菜館へ、いつもなら列ができているのに珍しく並ばずに入れました。



京都のラーメンは天下一品のようにコッテリ系もあれば新福菜館や第一旭のようりトリガラあっさり系もあるという混在型です。
新福菜館は見た目はビックリしますがあっさりしています。
食後、ぴよさんのデジカメが故障して急遽デジカメを購入するというアクシデントもありましたが、タクシーで清水坂へ。
2人とも買い物とかで京都に来たことはあるが、ゆっくりと観光地に行ったことがないということで、まず清水寺へ。



清水寺は、最近は客人の案内でしか来ないので数年ぶりかな。
今の時期の京都は年間を通じて一番観光客の少ない時期なので、清水坂も私から見れば拍子抜けするぐらい人が少ない。
山門を入って本堂へ、清水の舞台から境内を見るとすっかり葉が落ちている。
このとき初めて気がついた。
「この時期の清水って初めて来るんだ。」
来るときは桜から紅葉までの間が圧倒的に多いので、冬場というのは新鮮だなぁ。
団体ツアーや外国人観光客はあいかわらずだが、全体としては少ないと感じてしまう。
ぴよさんもヒロさんもドコで撮影しているのやら、姿が見えませんねぇ。
私も久しぶりにフィルムカメラを持ち出したがボチボチとしか撮らないので、どうしても2人より先に進んでしまう。



青空も広がってきて、風も無く、ちょっと寒いが歩くには良い日和。
なんだかんだと1時間あまり滞在して次へ。
清水坂を下りて、途中、三寧坂から高台寺方面に向かいましょう



あいかわらず土産物屋が多いけど、かなり入れ替わっています。
二寧坂を下りたあたりにはイノダ・コーヒーや叶匠寿庵のオープンカフェなどができている、変わったナァ。



一歩進んでは写真を撮るので、なかなか前に進みません。
と、正面から舞妓さんがやってきました。
ぴよさんが「あの舞妓さん本物?」と聞いてきました。
「本物ですよ。着物を着慣れているしや姿勢も良いし歩き方がスムーズだからね。」



と話したあと、また舞妓姿の2人連れが歩いてきました。
でも着物はなんとなく着崩れているし、歩き方がヨタヨタなので観光客の変身というのがすぐわかります。



「ぴよさん、あれは観光客ね。わかるでしょ。」
「なるほど、わかった。」
寄り道ばかりしていたので、2時間かかって円山公園にたどり着きました。



今日はここまで、明日後編です。