「京都岡崎 美先」新宿店でランチを2007年01月26日 22時04分08秒

美先

京都の山奥に花背(はなせ)という土地があります。
京都市内から車でも1時間はかかります。
ここに野草一味庵「美山荘」という地野菜とゴハンをメインとしたの料理を出す店があります。
こんな山奥にもかかわらず、予約が取れない時もあるほど「美味い」料理を出します。 ココの主人が中東(なかひがし)氏。
(参考:中東氏の弟さんの料理店が「草喰(そうじき)なかひがし」で、こちらも京野菜をメインとした料理で、今、京都で一番予約の取れない店です。)
私も「美山荘」は一度行ったことがありますが、「なかひがし」は残念ながら一度も行ったことがありません。
兄弟揃って凄腕の料理人です。

さて今日は、そのお兄さんの中東氏がプロデュースした店が、昨年2月に京都岡崎に開店しました。
店の名は「京都岡崎・美先(みせん)」
私も行きましたが、美山荘の流れをくむとても美味しい京料理を出す店です。
やはり、美味しい店はすぐ知れ渡るのか最近は予約が取りにくくなりました。
その美先が、昨年12月に東京・新宿高島屋に新宿店を開店しました。

先週18日、所用で東京に行くことになり、昼時に新宿にいることになるので、美先新宿店でランチも良いかなと・・・「わざわざ東京で京料理を食べなくても。」と思ったのですが「美先ならいいか。」ということで。
ただ、サラリーマンが一人で昼食を食べるという店ではないので、三谷眞紀さんにつき合ってもらいました。



デパートの14階ということもあり、客層は圧倒的に主婦や年配の母親と娘の親子。
まず前菜は聖護院かぶらと蕗の炊き合わせ。
食器もオリジナルで、温めてあります。
淡味で野菜の旨みが出て美先の味です。



ゴハンがメインなので、ゴハンを美味しくたべるためのおかずとなります。
ゴハンは魚沼産コシヒカリ天日干し、お櫃ででてきます。
おかずは、牛の頬肉と大根の炊いたの、マグロのたたき、水菜とお揚げのたいたん、天然ブリの照り焼き、みそ汁には湯葉が入っています。
どれも淡味だけどしっかりとした味なのでゴハンに良くあいます。
ともかくゴハンが甘くて美味しい。



デザートは、クリームチーズを混ぜた杏仁豆腐クランベリーソースかけとおからを混ぜたロールケーキ・・・どちらもおいし。
ちょっと高いですけどタマにはいかがですか?



お味はいかがでした?