えっ、倒産!? ― 2009年01月19日 21時12分34秒
私は定期購読の雑誌や新刊の単行本は大学生協のブックサービスを利用してます。オフィスまで配達してくれるし1割引きなので重宝しています。
16日の金曜日でした。
先月の本代の請求書明細を見て、「そーいえば、12月27日発売した本(男の隠れ家)まだ届いてないな。」とブックサービスに電話しました。
「あのー、12月27日発売だった男の隠れ家2月号まだ届いていないのですが?」と伝えると、「申し訳ございません。月曜日には出版社に確認して連絡させてもらいます。」
「男の隠れ家」
一昨年、当時定期購読していた「LAPITA」という雑誌が編集方針がメタメタになったので、乗り換えた「オジサンのための趣味雑誌」です。
ブログでも一度書いています。
http://eurasia-walk.asablo.jp/blog/2007/09/15/1799224
今日、午後に電話がありました。
「ogawa様、生協のブックサービスですが。実はその出版社、倒産しました。」
「えっ、倒産!? あいであ・らいふ社がですか?」
「そうなんです。」
ネットで調べてみると先月、2008年12月15日に倒産していました。
大きな出版社ではないですが創業40年経っているのに。
結果として写真の1月号が最終巻となってしまいました。
次号予告まで出ていたのに。
LAPITAやPLAYBOYは休刊が予告されて2~3ヶ月出版されて衰弱死したのに対して、今回は突然死です。
編集も上手で気に入っていたのですが残念です。
ほんとに雑誌受難の時代だなぁ。
16日の金曜日でした。
先月の本代の請求書明細を見て、「そーいえば、12月27日発売した本(男の隠れ家)まだ届いてないな。」とブックサービスに電話しました。
「あのー、12月27日発売だった男の隠れ家2月号まだ届いていないのですが?」と伝えると、「申し訳ございません。月曜日には出版社に確認して連絡させてもらいます。」
「男の隠れ家」
一昨年、当時定期購読していた「LAPITA」という雑誌が編集方針がメタメタになったので、乗り換えた「オジサンのための趣味雑誌」です。
ブログでも一度書いています。
http://eurasia-walk.asablo.jp/blog/2007/09/15/1799224
今日、午後に電話がありました。
「ogawa様、生協のブックサービスですが。実はその出版社、倒産しました。」
「えっ、倒産!? あいであ・らいふ社がですか?」
「そうなんです。」
ネットで調べてみると先月、2008年12月15日に倒産していました。
大きな出版社ではないですが創業40年経っているのに。
結果として写真の1月号が最終巻となってしまいました。
次号予告まで出ていたのに。
LAPITAやPLAYBOYは休刊が予告されて2~3ヶ月出版されて衰弱死したのに対して、今回は突然死です。
編集も上手で気に入っていたのですが残念です。
ほんとに雑誌受難の時代だなぁ。
333,333 ― 2009年01月20日 20時55分06秒
私のメインサイトのカウンターがただいま332,030でした。
この調子だと10日ぐらいで333,333に達しそうです。
300,000に達したが去年の今頃でしたので、ほぼ1年ですね。
ありがたいことです。
333,333踏まれたかたは何かプレゼントさせていただきます。
多くの方にご来場いただき感謝です。
メインサイト
ゆ~らしあ大陸ほっつき歩き・・・
http://www.ne.jp/asahi/travel/ogawa/
この調子だと10日ぐらいで333,333に達しそうです。
300,000に達したが去年の今頃でしたので、ほぼ1年ですね。
ありがたいことです。
333,333踏まれたかたは何かプレゼントさせていただきます。
多くの方にご来場いただき感謝です。
メインサイト
ゆ~らしあ大陸ほっつき歩き・・・
http://www.ne.jp/asahi/travel/ogawa/
2009年1月16日の空 ― 2009年01月22日 22時03分44秒
キーンと冷え込んだ朝
雲もなく快晴の空
明日から忙しい日が始まる
その前の一瞬のインターバル
2009年1月16日
7時10分頃撮影
NikonD80 18-200mm
(写真をクリックすると大きくなります。)
メインサイト
空をみた日に・・・
http://eurasia-walk.web.infoseek.co.jp/sky/sky.html
雲もなく快晴の空
明日から忙しい日が始まる
その前の一瞬のインターバル
2009年1月16日
7時10分頃撮影
NikonD80 18-200mm
(写真をクリックすると大きくなります。)
メインサイト
空をみた日に・・・
http://eurasia-walk.web.infoseek.co.jp/sky/sky.html
光とともに-横谷宣写真展「黙想録」 ― 2009年01月25日 18時31分01秒
ギャラリーに一歩入ると足が止まった。
セピアトーンのモノクロ写真が並んでいる。なんとなくボヤッとした写真を一枚一枚見ていくと写真に写しこまれた光が語りはじめた。
横谷宣(よこたに せん)氏を知ったのは田中真知氏の著書「孤独な鳥はやさしくうたう」の中の「十年目の写真」というエッセイであった。
http://eurasia-walk.asablo.jp/blog/2008/07/20/3639568
田中氏はエジプトの安宿で横谷氏と知り合ったいきさつや独自の写真スタイルをシンプルかつ抑揚を抑えた文章で書かれていた。そのエッセイに横谷氏3点の写真が載せられていた。
それは中心だけピントがきて周辺が流れているボヤッとした写真。そうソフトフォーカスレンズやHOLGAで撮った写真と感じが似ているとでも言おうか、惜しむらくは本に印刷された写真ではそれ以上は感じ取ることができなかった。
田中氏が実際に見て感じ入った感情は、この印刷された写真ではわからないのだなと漠然と理解した。
そのため、他の横谷氏の写真を見てみたいと思ったが、横谷氏は商業ベースで仕事をされている方ではないらしく他でまったく見ることができなく、ネットの検索でもまったく当たらなくてお手上げであった。
それが昨年の夏のことであった。
1月、御茶ノ水のギャラリー・バウハウスで横谷氏の写真展が開催されていることを教えてもらった。1月16日には写真評論家の飯沢耕太郎氏と横谷氏のトークショーがあり、蔵前仁一氏や田中真知氏も来られてすばらしい一夜だったらしい。大阪に住んでいる私にとっては羨ましい限りである。
1月24日に東京へ行く用があったので時間を作って御茶ノ水に行った。11時ギャラリー開場と同時に入る。
L版から六つ切サイズぐらいまでのセピアカラーのモノクロ写真が額装されて並んでいる。最初の一枚をみた瞬間から、本に印刷されている写真とは別物であることがわかった。
「これが田中氏が引き込まれた写真なんだ。」
タイ、カンボディア、エジプト、インドで撮られた写真。
心象風景を具現化したものと言えばいいのか。今の何から何までシャープにピントが合う写真の対極、そして、印刷では絶対わからないトーン。
ピントの芯はちゃんと来ているがボヤッとしている、黒は締まっている、そして光が語っている。何度も水洗いされたのか繊維まで見えている印画紙に残されたセピアカラー。
カルバミド調色という今までまったく知らなかった焼付けの技法。
セピアカラーの焼付け現像は私もやったことがあるが、これはセピア現像ともまた違うやりかたで、最終的に黒の調子がでるまで放っておいて調子が出たら最後コーティングして作品に仕上げるというやり方である。
1枚の写真を完成させるのに半年か。
ギャラリーを1階から地下1階へ降りていく。そこには1階よりやや古い年代80年代~90年前半の写真がある。
イラン、シリア、スペインなどのヨーロッパの写真。1階の写真より、さらにトーンが柔らかい。
私は一枚の写真で足が止まった。
イランのスークで天井の隙間から光が入り道を照らしている。
それで理解した。
横谷氏は光を印画紙に封じ込めている。
木漏れ日、空、反射光・・・氏の写真に写しこまれている光は見るものに語りかけてくる。
心象風景の具現化と語りかける光。
それは印刷では感じ取ることのできない横谷氏の表現方法である。
1時間あまりなんども地下と1階を往復。
一人でも多くの人に見てもらいたい写真です。
横谷宣写真展「黙想録」
gallery bauhouse (JR・東京メトロ御茶ノ水 下車約6分)
2月28日まで開催中
横谷宣氏の写真展を教えてくれた三谷眞紀さんとあづま川さんに感謝します。
三谷眞紀さん
横谷宣写真展「黙想録」--置換への断念/共有する感懐
http://apakaba.exblog.jp/10544196/
あづま川さん
「横谷宣写真展」-心象のざわめき
http://www.kanochi.net/blog/archives/2009/01/19222054.php
セピアトーンのモノクロ写真が並んでいる。なんとなくボヤッとした写真を一枚一枚見ていくと写真に写しこまれた光が語りはじめた。
横谷宣(よこたに せん)氏を知ったのは田中真知氏の著書「孤独な鳥はやさしくうたう」の中の「十年目の写真」というエッセイであった。
http://eurasia-walk.asablo.jp/blog/2008/07/20/3639568
田中氏はエジプトの安宿で横谷氏と知り合ったいきさつや独自の写真スタイルをシンプルかつ抑揚を抑えた文章で書かれていた。そのエッセイに横谷氏3点の写真が載せられていた。
それは中心だけピントがきて周辺が流れているボヤッとした写真。そうソフトフォーカスレンズやHOLGAで撮った写真と感じが似ているとでも言おうか、惜しむらくは本に印刷された写真ではそれ以上は感じ取ることができなかった。
田中氏が実際に見て感じ入った感情は、この印刷された写真ではわからないのだなと漠然と理解した。
そのため、他の横谷氏の写真を見てみたいと思ったが、横谷氏は商業ベースで仕事をされている方ではないらしく他でまったく見ることができなく、ネットの検索でもまったく当たらなくてお手上げであった。
それが昨年の夏のことであった。
1月、御茶ノ水のギャラリー・バウハウスで横谷氏の写真展が開催されていることを教えてもらった。1月16日には写真評論家の飯沢耕太郎氏と横谷氏のトークショーがあり、蔵前仁一氏や田中真知氏も来られてすばらしい一夜だったらしい。大阪に住んでいる私にとっては羨ましい限りである。
1月24日に東京へ行く用があったので時間を作って御茶ノ水に行った。11時ギャラリー開場と同時に入る。
L版から六つ切サイズぐらいまでのセピアカラーのモノクロ写真が額装されて並んでいる。最初の一枚をみた瞬間から、本に印刷されている写真とは別物であることがわかった。
「これが田中氏が引き込まれた写真なんだ。」
タイ、カンボディア、エジプト、インドで撮られた写真。
心象風景を具現化したものと言えばいいのか。今の何から何までシャープにピントが合う写真の対極、そして、印刷では絶対わからないトーン。
ピントの芯はちゃんと来ているがボヤッとしている、黒は締まっている、そして光が語っている。何度も水洗いされたのか繊維まで見えている印画紙に残されたセピアカラー。
カルバミド調色という今までまったく知らなかった焼付けの技法。
セピアカラーの焼付け現像は私もやったことがあるが、これはセピア現像ともまた違うやりかたで、最終的に黒の調子がでるまで放っておいて調子が出たら最後コーティングして作品に仕上げるというやり方である。
1枚の写真を完成させるのに半年か。
ギャラリーを1階から地下1階へ降りていく。そこには1階よりやや古い年代80年代~90年前半の写真がある。
イラン、シリア、スペインなどのヨーロッパの写真。1階の写真より、さらにトーンが柔らかい。
私は一枚の写真で足が止まった。
イランのスークで天井の隙間から光が入り道を照らしている。
それで理解した。
横谷氏は光を印画紙に封じ込めている。
木漏れ日、空、反射光・・・氏の写真に写しこまれている光は見るものに語りかけてくる。
心象風景の具現化と語りかける光。
それは印刷では感じ取ることのできない横谷氏の表現方法である。
1時間あまりなんども地下と1階を往復。
一人でも多くの人に見てもらいたい写真です。
横谷宣写真展「黙想録」
gallery bauhouse (JR・東京メトロ御茶ノ水 下車約6分)
2月28日まで開催中
横谷宣氏の写真展を教えてくれた三谷眞紀さんとあづま川さんに感謝します。
三谷眞紀さん
横谷宣写真展「黙想録」--置換への断念/共有する感懐
http://apakaba.exblog.jp/10544196/
あづま川さん
「横谷宣写真展」-心象のざわめき
http://www.kanochi.net/blog/archives/2009/01/19222054.php
2009年1月25日の空 ― 2009年01月27日 21時33分19秒
冬の夕刻
雲の隙間から一瞬の光
その時だけ周辺に影をつくる
そして冷たい夜が来る
高槻市
2009年1月25日
16時45分頃撮影
Nikon Coolpix S3
(写真をクリックすると大きくなります。)
メインサイト
空をみた日に・・・
http://eurasia-walk.web.infoseek.co.jp/sky/sky.html
雲の隙間から一瞬の光
その時だけ周辺に影をつくる
そして冷たい夜が来る
高槻市
2009年1月25日
16時45分頃撮影
Nikon Coolpix S3
(写真をクリックすると大きくなります。)
メインサイト
空をみた日に・・・
http://eurasia-walk.web.infoseek.co.jp/sky/sky.html
最近のコメント