樽の名前2009年08月22日 18時58分03秒

シェリー樽
シェリー酒製造大手、サンデマン社の見学者用の待合室には、この会社を訪れたVIPの写真が飾ってあります。
政治家、芸能人からF1ドライバーまで多くの写真があります、その中に日本の徳仁皇太子の写真もありました。
F1ドライバーではアラン・プロストやアイルトン・セナなど懐かしいドライバーの名前もあります。
ヘレス・サーキットでF1が開催されていたときはスポンサーでもあったので、F1ドライバーを招待していたのでしょう。

ここの特徴は訪問したVIPにシェリー樽にサインをしてもらうといことで、一つ貯蔵庫ではスペイン王室をはじめ膨大なサイン入り樽が積み上げています。
一緒に英語ツアーに参加していた人たちは国のVIPを見つけては写真に撮っています。
ジャン・コクトーやパブロ・ピカソなど樽もあります。
そしてツアーガイドのお姉さんが唯一の東洋人である私に、「日本のテンノウも来ましたよ」と、案内してくれたのが徳仁皇太子の樽でした。
天皇陛下ではないのですが・・・1992年に来られていますねぇ。

私もスコッチやワインの蒸留所には多くいっていますが、樽にサインなんて初めてみました。
それにしても、その樽はサインした人にプレゼントしたものなのか、樽だけで中身は出荷してしまうのかガイドに聞きそびれてしまいました。
だってコクトーの樽で50年以上経っていますし、蒸発(エンジェル・シェアー)で減っていくばかりですし。

1時間30分の見学が終わって試飲。
そのテーブルで英国在住ヨルダン人母娘と一緒でした。
昨年、私がヨルダンに行ったという話をすると喜んで、話が盛り上がりました。
アカバとペトラの間に村の出身ということでした、私が冗談で「ムスリムなのに酒飲んでいいのか?」と訪ねるとお母さんが「キリスト教徒よ」と笑って答えてくれました。
そういえばチャドルしていなかったし。

シェリー酒の飲みながら携帯をだして電卓で計算してみました。
シェリー樽の容量は480Lですから蒸発分を考えずフルにあるとしてボトルに入れると666本取れる計算となります。
今日からシェリー酒党になったとして一生で何樽飲めるかなんて思いつつフィノ(辛口)とオロロソ(甘口)の2種類を交互に飲んでいました。

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