冬の京都を歩いてみれば<後編> ― 2007年01月16日 20時47分31秒

円山公園もすっかり葉が落ちて冬の景色。
春の桜の頃の賑わい、秋の紅葉の頃の華やかさとは無縁の寒い風景です。
円山公園を抜けて知恩院へ。
知恩院の山門までくると、振袖姿の女性がいっぱい。
それは知恩院(浄土宗)の成人式に出席した人たちでした。
浄土真宗や浄土宗では本山で、通常の成人式とは別に宗門の成人式を執り行います。
式をすませたお嬢さんたちから記念写真撮影係をお願いされたりしました。
ここ知恩院の山門と南禅寺の山門は威風堂々として好きな山門です。
山門を抜け、急な階段を上がって本堂へ。
階段を登りきると、本堂があります。
私はもう何度も来ているので、数カット撮っておしまい。
ぴよさん、ヒロさんはあちこち撮影してまわっている。
さっきから2人とも「やっぱり京都は歩かないとダメですね。」
「そうそう、写真をゆっくり撮るというのもあるけど、オンシーズンになると車 もバスもまったく動かないしね。」
「何が一番効率いいの?」
「地下鉄は縦横しか路線がないから、一番良いのは自転車!」
などと話しているとはや3時半近くになってしまい、「そろそろ移動しないと休 憩できませんよ。」と声をかけて四条通を河原町の方向に歩き始めました。
「よーじや」でぴよさんお買い物。
「どっちの料理ショー」で特選素材となった「黄金一味」ヒロさんお買い上げ。
花見小路を過ぎた切り通しのところで、芸妓さん3人がそろいの着物できました。
「ぴよさん、本物の芸妓さんです。」と言うと、ぴよさんは写真を撮りにいきました。
「う~ん、ピントが合わなかった。たしかに歩くのも早かった。」と戻ってきて一言感想。左手に南座を見て、「ここが年末の『まねき』で有名な南座です。」とガイドらしい案内を四条河原町を過ぎて寺町へ。
四条寺町から一筋上がって錦小路を西に入ると錦市場。
年末の大混雑から一転、ボチボチの人手で漬物、川魚、京野菜、乾物からダシ巻玉子まで2人とも「何でも売っていると」感心していました。
途中の魚屋で串にさした中トロの炙りやうなぎの肝をかじって、最後市場出口の魚屋「大安」へ。
ここは店の半分がカウンターで、店で売っている牡蠣や蛤やホタテを焼いたり、刺身などを食べることができる。もちろんお酒もビールからワインまで飲めます。
幸い、すぐ座れたので牡蠣や蛤を焼いてもらいビールやワインで一息、休憩。
残念ながらイノダコーヒー本店行くには時間切れ。
そろそろ新年会の会場の高槻まで移動しなければなりません。
ぴよさん、ヒロさんお疲れさまでした。
またゆっくり京都に遊びにきてください。
*フィルムで撮った分はまた後日アップします。
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