ウニ小餅2005年11月01日 16時19分58秒

ウニ小餅

大阪・梅田に「海千山千」という居酒屋があります。
その店で必ず注文する料理「ウニ小餅」を自宅で作ってみました。
必要な食材はバター、餅、瓶詰め雲丹のみ。
まずアルミホイルで数センチ四方の器をつくります。
そこにバターをひとかけら入れて、フライパンに並べて、火をつけます。



バターが溶けてきたら切った餅を並べます。
しばらく焼いてから、水を入れて蓋をして蒸します。
餅が柔らかくなったらフライパンからおろして、雲丹を乗せてできあがり。



単純ですが癖になる味です。
ビール、焼酎、日本酒どれでも合います。

「海千山千」は「うに小餅」の他、有名な「手羽先の唐揚げ」があります。

*「海胆」「海栗」は生のウニ、「雲丹」は加工したウニを表します。

たらこパスタ2005年11月03日 15時43分51秒

たらこパスタ

続けて料理です。
今日はたらこパスタです。
材料はたらこ、パスタ、バター、大葉ときざみ海苔、醤油に白ワイン。



パスタパンで麺を茹でている上で、ボウルにバターを溶かし醤油を少し。
パスタの茹で汁も少しいれます。
茹で汁は「旨み」と、和えた後のパスタがパサパサになるのを防ぎます。
バターは「多いかな」というぐらいが美味しいです。
このパスタを食べるときはカロリー計算はやめましょう。

バラしたたらこに白ワインをかけてほぐしておきます。9割をボウルにいれ、1割はトッピング用に残しておきます。
麺が茹で上がったら、よく水気を切ってボウル入れ混ぜます。
皿にとりわけて、大葉と海苔をちらしたら出来上がり。
この日は「いくら」があったので一緒にのせてみました。



それでは いただきます。
もちろん合わせるのは栓を抜いた白ワイン。

名刺2005年11月06日 09時04分28秒

名刺

先日のblogで「P」という本を紹介させてもらった&merryfellow***のyumiさんの本職はデザイナーです。
yumiさんのサイトで彼女自身がデザインした名刺やポストカードを見てセンスの良さに感心しました。
仕事での名刺はありますが、「遊びの名刺もほしい」と常々考えていましたので、名刺を発注しました。

その名刺が昨日届きました。
事前にデザインは見せてもらっていたのですが、実物を見ると、微妙なトーンの使い方がセンスの良さを感じさせてくれます、
yumiさん、どうもありがとうございました。
充分満足しています。

パタゴニア・椎名誠2005年11月07日 21時25分27秒

パタゴニア

三谷眞紀さんのサイトAPAKABA?で連載が始まった「シリア・ヨルダン編」の旅行記を読んでいたら、椎名誠の「パタゴニア ~あるいは風とタンポポの物語り~」を思い出しました。

本箱を探してみたら奥から出てきました。
椎名誠の本はかなり処分しましたが、手元に残した数少ない著書です。
奥付を見ると1987年、こんな古い本だったのかとちょっと驚き。

内容は、椎名氏がチリ・パタゴニアを旅したときの旅行記ですが、同時に精神を病んだ奥様の病状を心配しつつ旅を続ける葛藤を描いた私小説でもあります。

文体は椎名氏独特の「昭和軽薄体」の書き方なのですが、妻を心配する記述が入るため、この時期の氏の著書としては珍しく「重い」書き方となっています。
当時、「シーナにしては重いなぁ。」という感想を持ったことは覚えています。
まだ独身だったので大事な人への思いというのがわからなかったのかな?
ただ心に引っかかっていたので、今まで残していました。

17年ぶりに読み返した「パタゴニア」そして「あとがき」を読んだら、ちょっと感動してしまいました。
そこには大事な家族への「愛」がありました。

写真の組み合わせ方2005年11月08日 20時53分06秒

今日は写真は一枚もありませんが写真の話です。
テーマは「写真の組み合わせ方」です。
専門用語はほとんど無いですので気楽に読んでいただき、 「こいつはこんな考えで写真を撮っているんだ。」と、思っていただけたらOKです。

一枚の厳選した写真というのも好きですが、旅行記などの写真は複数の写真をアップして「写真に語らせる」ことを意識しています。

どのように組み立てるのか?
それはテレビの「ニュース」と同じ考えです。

学生時代、在阪のテレビ局で3年間、報道局でバイトをしていました。
テレビカメラをかついだカメラマンと同行し、ライト、録音もちろん荷物運びを行うアルバイトです。
「祭」「季節ネタ」や「交通事故」「火事」から「殺人」までいろんな現場に行きました。
そこで覚えたのはカメラマンのカメラワークや機材の使い方もですが、一番面白かったのはニュースの編集の仕方です。

「交通事故」のニュースをイメージしてみてください、on-air時間は20秒。
まず交通事故の現場の全景(「ロング」とか「ヒキ」と言います)のカット。
次に現場の近景(「アップ」とか「ヨリ」と言います。)のカット、例えば被害者をかたどったチョークの線、破損した車もしくはパーツ、現場検証する警察など。
そして容疑者もしくは被害者の顔写真か目撃者の証言。
それに「本日、午後7時頃、大阪府高槻市の国道171号線で・・・」という記事をかぶせれば、これでニュース一本完成。
どうですイメージがわきましたでしょ。

これがニュース内で4分ぐらいの特集となると、主人公を決めて、その人を中心に起承転結を組み立てていきます。

私の写真もこの考えを踏襲しています。
「旅行」だと、街並み、観光名所、建築物、食事、酒、人、雑踏、建物、ポスト、電話、看板、雑貨、店のディスプレイなどの人工物。
朝焼け、夕焼け、海、空などの自然。
ヒキやヨリのカットを、ほぼ無意識に撮っています・・・逆に撮っていないと「これはまだ撮っていない」と目が被写体を探します。
余裕があれば、角度を変えて複数のカットを撮るとか、時間を変えて撮ることもあります。

そして、「ヒキ」や「ヨリ」写真を組み合わせて単調にならないようバランスをとりながら、一つのストーリーとしてアップします。

「夏は青い空に・・・・・・」「東京 2005年 秋」のように主人公がいると前述の撮り方+主人公のカットが入りますので、ニュースでいう「特集」の構成になります。
ちょっと写真の流れが変わりますが、考え方は同じです。

どうですか・・・?
これを読んでから、「海外旅行記」や「国内旅行記」を見ていただくと「ナルホド」と・・・思ってもらえるかな?