タミフルを飲む日 ― 2007年03月20日 09時54分42秒

土曜日の夜、クラっときて悪寒が走り体温を計ると38度。
「この冬は風邪をひかずに乗り切った。」と思ったのに残念。薬を飲んで早めに寝たのですがが解熱剤を飲んでも一時的に37度まで下がるだけで、39度という状態が続きました。朝になってもまったく下がらず風邪薬を飲んでも一時的に下がるだけ。
熱で思考が回転しないながらも「こりゃ風邪じゃないなぁ。救急車呼ぶか。」と日曜の午後。
単に救急車呼んで変な病院に運ばれたら嫌だから(近所にある某病院)、救急受け入れの高槻病院にまず電話して確認したら1時間後に内科医の診察可能ということなので時間に合わせてタクシーで病院へ。
検査の結果、インフルエンザ。
もしかとは思っていたけど、やっぱり当たり。
「昨年秋、インフルエンザの予防接種受けたんですけど。」
「今年は予防接種のワクチンが外れるケースが多いんですよ。」
あれま、がっくり。
娘は昨晩「おとーさん、知恵熱やろ」とノーテンキなこと言っていたが、洒落ですまんなぁ法定伝染病だよ。
インフルエンザに罹るのは初めてじゃ。
仕事も2~3日、年度末で忙しいけど休まなあかんなぁ。オフィスには妊婦さんもいるし。
「薬なんですが、ご存じかと思いますが特効薬はタミフルですがいかがなされますか?」
医者から処方する薬について伺いたてられるのも初めて。
「まぁ、私の歳で窓から飛び降りることも無いでしょうからタミフル処方してください。」を笑えない回答をしました。
それ以外に解熱剤と喉の炎症を押さえるトローチを処方してもらいました。
最近、そこでも処方された薬の説明書がついていますが、タミフルには別に注意書が添えられていました。
「タミフルを服用される患者様・ご家族・周囲の方々へ」
今回処方されたタミフルの副作用は腹痛、下痢、吐き気などの消化器症状や発疹などの皮膚症状が主なものです。
頻度はまれですが、精神神経系の副作用も報告されいています。しかし、精神神経系の症状はインフルエンザそのものが原因となっているケースもあり、インフルエンザによるものなのか、タミフルによるものなのか、の鑑別がつかないのが現状です。
以下は周囲は注意してくださいの内容、精神神経系の副作用とは何かという説明です。
病院も対応に苦慮しているのがわかる文面です。
タミフルの処方は1日朝晩2回食後に1カプセル。
日曜の晩、まず一錠。
この時は39度の熱でフラフラでしたので、薬を飲んで20分もすると眠ってしまいました。夜中に汗をかいて目を覚ましましたが体温は38度でしたが、カラダの芯からふらつく感じでした。
昨日の朝も飲んでからしばらくするとクラッとしてきました。
「こりゃ、強い薬だわ。」
市販の風邪薬のように「服用後は眠くなることがありますので車の運転はお控えください。」のレベルではなく、タミフル飲んで車の運転したら判断ミスで事故るな。
今朝になり、やっと平熱に戻り楽になりました。
体重も3日で2kgも減り、カラダもまだ本調子ではありません。
朝食後タミフル飲みましたが、カラダが正常に戻りつつある時に飲むと、この薬の強さをなおのこと実感します。
今もちょっとクラッとしています(^^;;
素人考えですが、インフルエンザという高熱を発する病気で意識がはっきりしない状態で、タミフルという強力な薬を飲むと、体内でインフルエンザウィルスと戦いがはじまります(まさにウィルスバスター)、その時、カラダは眠るとかで防衛しようとします。
もしそれが、成長途上の少年少女であれば精神に作用しても不思議では無い気がします。
もうこんな強い薬は飲みたくないし、あと1~2日の辛抱だな。
*インフルエンザのおかげで3日間何もできなかったから、せめてblogの
ネタぐらいにはしないと元がとれないな。(苦笑)
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