Stereo誌の付録のアンプを鳴らしてみる2012年01月24日 22時36分29秒

年末、友人のおうしんさんからメールが届いた。
「ogawaさん、台湾に行く前にステレオ誌の購入必須。オマケにラックスマンと共同開発したアンプがついています。」
『Stereo』(音楽之友社)とはオーディオに関する老舗の専門誌である。
学生時代にスピーカーを自作した時に買ったことがあるぐらいで、今の時代、まだ生き残っているとは驚きである。
彼の忠告(?)に従って、本屋で『Stereo』を購入。

Stereo誌

帰宅してパッケージを開けると本体、本体カバー、電源コード、スタンドが入っていた。本体といってもむき出しの基盤で、正面はスイッチ兼ボリューム、裏は電源ソケット、入力端子、スピーカー出力端子というシンプルな構成である。
規格はデジタル方式で5w×5wの出力である。

アンプ3

年末年始と忙しく箱にいれたまま放置していたが、日曜日、時間ができたので音を出してみた。
オーディオを設置している部屋で配線を変えたりするのが面倒なので、スピーカーだけリビングに運びアンプ+スピーカー+iPodと繋いで鳴らしてみた。

アンプ2

スイッチを入れると横のダイオードが光り、作動状態になる。
音の立ち上がりはシャープであり、それぞれの楽器の音がクリアである。
矢野顕子×上原さくらの「ラーメン食べたい」では、2人のピアノの音色の違いがはっきりとわかり、上原さくらの鍵盤をたたきつけながら加速していく演奏でも、一音一音にごることなく鳴る。
また、パット・メセニーやキース・ジャレットなどECMレーベルは、そのまま透明感のある音楽を再現している。
オリビア・ニュートンジョンやスティービー・ニックスなどのボーカルは、ビシッとセンターで声が浮き上る。
エリック・クラプトンやマーク・ノップラーのギターは指の動きが見えるようだ。
ラックスマンが開発に関わっていることもありチャチではないと思っていたが、「オマケ」とは思えない性能である。

アンプ1

このJBLのスピーカーは、ジャズやロックとの相性が良く、ボーカルや楽器をクリアに鳴らし分け軽快な音を出す。
そのためデジタルアンプとの相性も良いのだろう。

iPodのように圧縮がかかった形式でこれだけ鳴るのだから、CDであれば、もっとクリアに鳴るだろう。仕事が一段落したら試してみよう。
普段使っているケンウッドのアンプのように音の厚みは感じないが、長時間聴いていても疲れない音である。

ただ、リビングに置いたままというわけにはいかないので、都度都度セットをバラして片付けなければならないのが面倒なんだな。

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