NikonのMF一眼レフの終焉2006年01月08日 09時30分59秒

Nikon勢揃い

年明けのニュースで「Nikon使い」にとって、寂しいニュースが流れました。
それは「Nikon FM3Aという一眼レフを生産終了する。」というニュースでした。
これが何を意味することかと言いますと、「Nikonはマニュアルフォーカス(MF)一眼レフ市場から撤退する。」ということです。
調べてみると、当然、MFの交換レンズもすべて生産終了。
NikonのMF一眼レフ使いの私としては、来るべき時が来たという感じです。
メーカーも採算の取れない部門の撤退は経営の上で当然かもしれません。
私は、よくNikonがここまでMFシリーズを残したと思っています。
日本のカメラ製造メーカーのほとんどがこの市場から撤退している中で、もっと早い時期に撤退していたとしても何も不思議ではなかったですもの。

オートフォーカス(AF)が主流で、それもデジタル一眼に移行しているこの時代に、フィルムカメラでマニュアルでピントを合わせて撮る行為が一時代前であることは確かです。
フィルムカメラでマニュアルフォーカスなんて、もう完全に趣味の世界ですものね。
だからといって、明日からデジタル一眼に変えるつもりはありませんが。

写真学校でマニュアルでピントを合わせて、絞りとシャッター速度を設定して撮影という実習も無くなるのかな?

Nikonのことですから膨大なMF・Nikkorレンズユーザーのためにメンテナンス等のサービスは残すでしょうから、それほど心配はしていないですが・・・これも時の流れですね。

せっかくですので、Nikonの一眼とレンズを全部出して記念撮影をしてみました。
カメラ3台、レンズ13本(内一本はタムロン)・・・結構な数ですね。
私にとって、これらの機材はまだまだ現役です。
明日の結婚式の撮影もこの機材が活躍してくれることでしょう。