テレビ番組の取材を受けること2008年10月29日 21時57分22秒

京都の北、龍安寺道の商店街の中に「笑福亭」といううどん屋があります。
私が京都で一番か二番目に美味しいうどん屋と思っているほどです。

その店の詳しいことは以前blogで書いていますのでこちらで。

http://eurasia-walk.asablo.jp/blog/2006/01/28/229036

京都に異動になって、再び昼ゴハンに行くようになりました。
これは昼の楽しみの一つです。

月曜日、客は私だけで、なんとなくおばちゃんが話しかけてきた。

「11月14日の『魔法の○ストラン』に紹介されることになってなぁ。」
「ああ、あの番組でんの?」
(関西ローカルですが水野真紀が司会でメジャーな料理店紹介番組です。)
「うん、断ったのだけどね。どうしてもと言うて。」
「あれま、どうして?」
「以前、○○という番組で取材受けて放送の後、翌日から店に列ができてしまって大変だったのよ。」
「そーだろなー、この店14人しか入らへんし、お母さんとお父さんの二人やしなぁ。」
(お二人とも結構なお歳)
「ほら、なんとかケン○ン・ショーでも『たぬきうどん』で出てくれと来たけど断ったやけどなぁ。」
「ああ、それ見てた。おばちゃんとこに取材依頼来てたんか?」
「そーなんやけど、取材受けたら翌日から大変やし。お兄さんのように、いつものお客さん来られへんようになってしまうし。」

この店「danchu」や「サライ」など紹介されているので土日など遠方から来るお客さんも多いそうです。
わかり難い場所にあるんですけどね。

「それならどうして、取材受けたん?」
「断りきれへんかったんや。」
「放送の後、しばらくこーへんほうがええなぁ。」
「ごめんなぁ。」

オン・エアーの後はしばらく行けそうにないなぁ。
ほんとに美味しい店ですよ、行きたいという方はご案内しますよ(^^)
ただしオン・エアー前かオン・エアー後なら一週間は空けてから。

コメント

_ コットン ― 2008年10月29日 23時10分07秒

こんにちは。
関西というとうどんというイメージが強いですが、だしが効いていておいしいでしょうね。
そちらに伺った時にはぜひお教え下さい(^。^)y-.。o○

行きつけのお店がTV番組に出ると、常連客として妙に鼻が高いですね(*^^)v

でも、うどん屋さんがおっしゃることはもっともだと思います。
(父が馴染みの小料理屋さんも一切断っているそうです。これからの季節焼きナスがとっても
上手いですが)

私たちはそうした情報で、新たなお店を知ることができる反面、そこから拡大路線に
転じてすっかり味が変わってしまったり、潰れてしまったお店もあるわけでして…。
(私が知っている浅草のお店だけでも数軒あります)

うーん、ジレンマですね。

_ ogawa ― 2008年10月31日 21時52分00秒

>コットンさん
いや美味しいうどんです。
関西にお越しのさいにはゼヒ。

鼻が高いというより、そうしなくても長年やっている店なので、ちょっと大変そうなんで。

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