Beatlesの「LOVE」は賛否両論だそうな ― 2006年12月13日 20時28分32秒

私が音楽を聴き始めたときには、Beatlesはすでに解散してメンバーソロの活動に入って、「Beatlesは、いつ再結成するのか?」というのが事あるごとに取りざたされるような時期でした。
それも1980年にジョン・レノンが暗殺されて「再結成」は、かなわぬ夢となりました。
そういう意味では解散したとはいえ4人とも活動しているのを知っている世代ですね。
Beatlesの新作(?)「LOVE」が発売されました。
これは当時Beatlesのプロデューサーであったブライアン・エプスタインが、ビートルズの100曲以上の演奏をばらして編集しなおして26曲約80分にリミックスしたアルバムです。
ポールとリンゴもこのアルバムを「Beatlesの新作」として認めるというお墨付きを与えました。
先日、カップヌードルのCDを買った時に、レジ正面にコーナーで置いてあったので、ついでといってはなんですが、輸入版が1750円と安かったのもあり「あっ、これか。」という軽いノリで買いました。
最初の「Because」から最後の「All You Need Is Love」までノンストップ。
演奏をバラしたとはいえ曲の主旋律は変えていないので誰もが知っている曲です。
もちろんボーカルも変わっていないし。
ただ1曲の長さが原曲の長さではないということ、かなり大胆なアレンジが入っているのでイントロだけではわからない曲もあります。
たとえば「Yesterday」のイントロ部分に一瞬「Blackbird」の旋律が流れるなど、オリジナルとは違う雰囲気に仕上がっています。
評価はおおむね好意的みたいですが、はやり「原曲の良さが失われている。」「あんなのBeatlesじゃない。」「商業主義」だと否定するのはBeatlesの同時代の団塊の世代の方々だな。
やはり一曲一曲に思い入れあるのと同時代であるという意識があるので、そういう評価になるのでしょうね。
私はというとこのアルバムはリミックスのノンストップということもあり、どちらかと言えば正面から聴くのではなく、BGM風に聴いてます。
知っている曲ばかりですので気軽に聴くという感じでしょうか。
約40年前に発表された曲がいまだ世界を騒がすというのはBeatlesの凄いところかな。
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