大切なフレンチレストラン2005年12月25日 17時00分38秒

ステラマリア

もう20年来通っているフレンチレストランがあります。
大阪の十三にある「ステラ・マリア」です。
繁華街から外れたマンションの地階にあります。



ここのオーナーの村上夫妻の店に初めて行ったのは20年前で、先輩に連れていってもらしました。
「十三でフランス料理なんてお洒落な店があるんですか?」
当時、真顔で尋ねたものでした。
その店は「ビストロ・ド・ファミーユ」。
まだ社会に出て2年目の若造が数多く店を知ってるわけではなく、料理の美味しさと過不足ないサービスで感激しました。 値段もコース5,000円で、他のフレンチレストランより安い設定でした。
そのサービスをしてくれたのが村上さんの奥様でした。

それ以来、何度か「ファミーユ」に通い、2年後100m離れた場所に「ステラ・マリア」を開店されました。
奥様も村上シェフも「ステラ・マリア」を軌道に乗せるべく、奥様もシェフも移られたので、おのずと私も開店以降は「ステラ・マリア」に行ってました。
私の結婚式のパーティもこの店を借り切ってしました。
この時も奥様に最初から最後まで面倒をみていただき、思い出深いパーティとなりました。
それい以降も節目節目には必ずステラ・マリアに行ってました。

他にいろんなフレンチレストランに行きましたが、私や妻はステラ・マリアの村上シェフの「味」が一番好きです。

昨日のイブに1年半ぶりに行きました。
別府在住時代に行くことができず、その間に奥様は体調を崩されて現場から離れたという連絡をいただきました。

1年半ぶりに行くとフロアのスタッフが総替えになっていました。
「えっ、もしかして人の手に渡ったのか?」と妻と心配しましたが、1皿目の「ターキーと栗のコロッケ」を食べたとき、村上シェフの味だとわかり安心しました。
この店の特長は、オードブルが2皿続くこと。



2皿目は、冷製のオードブルで、「マグロとトマトを和えたホタテのソース」
合わせるワインはボルドーの赤。
その後、「フォアグラのステーキ」



シーフードは「タイのグリル」
メインの「フィレのステーキ}



そしてデザート。
いつもながら満足の味でした。

最後、精算するときに、私は「村上シェフと奥様はお元気ですか?」 と尋ねたところ、「シェフは厨房にいます、呼んできましょうか?」と言ってくれた。
「いえ、お忙しいでしょうから結構です。」
「わかりました、ogawa様が来られたこと伝えておきます。」
「ありがとう。よろしくお伝えください。」

よかった・・・この店が健在で。
次に行くのは3月に娘の高校進学が決まったときかな?