「とれたてホップ一番搾り」と「冬物語」2006年11月02日 21時13分12秒

一番搾りと冬物語

毎年この時期になると売り出されるビールがあります。
キリンの「とれたてホップ一番搾り」とサッポロの「冬物語」です。

いつもはエビスですが、この時期はこの2種のビールは一度は飲みます。

まずキリンの「とれたてホップ一番搾り」は、レギュラーの「一番搾り」にこの秋収穫したホップを使ったものです。
味は、一番搾りなんですが、ともかくホップの香りが良いです。
これだけで、このビールを飲みます。
海外では結構ホップの香りが効いたビールがあるのですが、日本では地ビールまではわかりませんが、通常販売のビールでは、このビールが一番かな。

次は、サッポロ「冬物語」。
これはシェイクスピアの冬物語からきています。
最初の頃は冬物語の一節の英文が缶に印刷されていました。
味は、濃厚まったり系でしょうか。
いかにも寒い時期に、鍋などつつきながら飲むのに合うビールかな。

寒くなる時期に発売されるビール。
夏に一気に飲むビールとはちょっと違うテイストですが、これはこれで良いモノですよ。

メインサイト更新の告知と一時トラック・バックを止める告知2006年11月05日 12時19分54秒

10月10日の空

イスタンブール編の更新が続き完結しましたので、ひさびさに
「空を見た日に・・・」の更新です。
8月~10月の空20点をアップしました。

最近、このblogのトラックバックにスパムを放り込まれるケース
が目立ちます。
それも海外からで、それまでも週に数件ぐらいだったのですが
先週一度に100件のスパムを放り込まれなんとか削除しましたが、
不在にしていた3日4日で300ものスパムを放り込まれました。
やっと削除しましたよ・・・うう手間じゃ。

あまりにも悪質なので、といってメールのようにフィルターを
かけられないので、しばらくトラック・バックの受付を止めます。
ほとぼりが冷めたら再開いたします。

浅草・駒形で「どじょう」を食すること2006年11月05日 20時00分59秒

駒形どぜう

3~4日と所用で東京に行っていました。
先方から「ogawaさん、何か食べたいものはありますか?」と聞かれ、「う~ん、どじょうを食べてみたいです。」と返事したところ、浅草の「駒形どぜう」に連れていってもらいました。

7~8年前、毎週のように東京に出張にきていた時期がありました。
そのころ浅草の「東横イン」によく泊まっていました。
なので「駒形どぜう」や「並木藪」の前はよく歩いていたのですがなかなか行く機会がありませんでした。

3日、この日は浅草で時代祭があるので混雑するであろうと早めに「駒形どぜう」に行くと、なんと口開けの客になってしまいました。



いかにも江戸を感じさせる古い建築です。



どじょうはすでに酒をふって割り下で煮てあり、炭の入ったコンロに乗せて出てきます。

それにネギを乗せて暖まったら食べられます。
骨も感じさせないほど柔らかく煮てあり臭みはまったくありません。
もうちょっと癖があるかなと思っていたので、ちょっと拍子抜け。
東京の濃い割り下によくあって美味しかったです。
ちょっと写真がぶれていますねぇ・・・ご容赦を。



こちらどじょうの筏焼き、こちらは香ばしくて美味。
ビールによく合います。

お品書きは、どじょう料理だけかと思っていましたら、鯉の洗いや卵焼き、くじら料理もあります。
おもわず竜田揚げとくじらベーコンを注文。



給食はくじら肉世代だから懐かしい味だなぁ。
酒の肴で安かったくじらベーコンが高級品扱いだもの。
味はやっぱり「記憶のすり込み」だなぁ。

12時前に店を出たら長蛇の列。
早めに入って良かった。
小さなどじょうと大きなくじらで一杯やって、満足した浅草のお昼でした。

江戸東京博物館でアラーキーの写真展を見ること2006年11月06日 21時04分42秒

araki

「駒形どぜう」に遅れてデザイン事務所社長のN氏がやってきた。
「ogawaさん、遅れてすまん。」
古くから一緒に仕事をしている仲で、今回の東京行きはN氏から仕事のことで相談があるということで5年振りの再会。
「ogawaさん、今、江戸東京博物館でアラーキーの写真展やってますけど見に行きますか。」
ということで江戸東京博物館へ。



荒木経惟の「東京人生」で約600点の写真が展示されています。
1960年代から2000年代までのアラーキーの撮った「東京」です。
この写真展は博物館の常設展示場で開催されているので、通常入場料だけで見ることができます。



アラーキーの写真をこれだけまとめて見るのは初めてでした。
「アラーキーのどこが好き?」と聞かれた時、「う~ん、どこが好きなのだろう。」と曖昧に答えたのだけど、やっぱり写真に対するというか被写体に対する執念かな。
一流の写真をこれだけ見ると満足。



2時間近く滞在していただろうか。
外に出ると「エドヒガン」の桜が季節はずれの花を咲かせていた。
やっぱ暖かすぎるなぁ。
デジカメで撮ったら花にピンがきてなかった(^^;;

神谷バーで電気ブランを飲むこと2006年11月07日 21時16分36秒

神谷バー

「浅草1丁目1番1号」にある神谷バー。
ここも行きたいと思いつつ、なかなか行く機会のなかった店でした。
アラーキーの写真展の後、再び浅草に戻り神谷バーへ。
「いくら祭りとはいっても昼からバーに来る客なんていないやろ」と言いながら店に入ると満席・・・あれあれ。

入り口で食券を買って、なんとか席を見つけました。
ウェイターを呼ぶと、蝶ネクタイがサマになっていない、いけてないウェイターがやってきました。
よく見ると他のウェイターもウェイトレスもなんとなくいけてないなぁ~。



注文したのは「電気ブラン」
この店オリジナルのブランデーベースにしたカクテルです。
明治時代に創業者が考案したカクテルで、ブランデーの味にほのかに甘みのある味で、いろんな国の酒を飲んで、少々のことでは驚かない私ですが、ちょっと面くらいました。
口に含むとピリッとした荒さが当たります。
これが「電気」のいわれですね。



ウェイターとウェイトレスはいけてませんが、客はいけてますね。
ハンチングかぶったオジサンや、昼間から生ビールの大ジョッキをぐいぐい飲んでいるオバサン。
バーというよりは居酒屋か大衆食堂ですね、これは・・・好きですねこの雰囲気。
私の後ろのテーブルでは、オジサンがスパゲィ・ナポリタンを箸でズルズルと食べています。

いやぁ、屈託もなく楽しく飲んでいるのはいいものです。



私たちは電気ブラン一杯で引き上げましょう。
土産でも売っていましたが、買って帰って飲む酒ではないですね。
この店で飲んでこその酒かな・・・という気がします。