ビール話・・・その82005年07月07日 21時59分12秒

今日のビールはベルギーからです。
今でこそ、ベルギービールは個性あるビールとして知られていますが、1994年の夏は、そんな知識はまったく持っていませんでした。
暑いパリから逃げ出して、ドイツのケルンにむかう途中で、ブリュッセルで途中下車をして1泊しました。
ブリュッセルの観測史上最高気温で、こちらも暑かった・・・・
ホテルが決まり近くのオープンテラスで一息つくため、ビールを注文。
当時、私が知っていたベルギービールは修道院ビールの「シメイビール」のみ・・・シメイを注文したら、オヤジが横の手すりを指さしました・・・意味のわからない私はウンウンをうなずくばかりでした。
で、でてきたビールはダークブラウンのビール。



なるほど、オヤヂは、この色のことを言いたかったのか・・・
それは濃厚で、知っている黒ビールとは違った味で戸惑ったことを覚えています。




その時、フルートの音が聴こえてきました。
店からちょっと離れた場所で、炎天下の空のもとで演奏するフルートの音色は爽やかで、一瞬だけ涼しくなりました。

Movieバトン2005年07月08日 22時10分19秒

「The Killing Fields」のサントラのジャケットです。

ミュージカルバトンに続きMorikonさんの発案のMovieバトンがふくちゃん♪より回ってきました。
映画はそれなり見ますか、どちらかといえば「問題作」「芸術性」は苦手です。
それでは私の好みでいきます・・・
今日はOliviaは無しです・・・(^^;;

Q1:生まれて初めて見た外国映画は
母がモガだったもので、小学生のころから「日曜洋画劇場」などつき合わされて名作というのは知っていますが、そうですね・・・自分のお金で初めて映画館で見た映画は「カサンドラ・クロス」・・バート・ランカスター、ソフィア・ローレン、リチャード・ハリス主演の列車パニック映画でした。
「タワーリング・インフェルノ」や「ポセイドン・アドベンチャー」に隠れて地味でしたが、よく練られたストーリーでした。

Q2:ベストワンの映画は
「STAR WARS」や「インディ・ジョーンズ」シリーズと言いたいところですが・・・
私のとって特別な映画があります。
「The Killing Fields」・・・この映画だけは特別です。
カンボディア内線の時代、ピュリッツアー賞受記者シドニー・シャンバーグ、カンボディア人助手のディス・プランの友情(こんな陳腐な言葉で述べたくない)を実話に基づいた映画です。
プランが出国のための写真が最後黒くなりカンボディアの留まざるをえないシーン、ポルポト派に捕まっての脱出、そして最後のタイ国境でプランが見た赤十字のテント・・・そのバックに流れる「イマジン」・・・
そしてマイク・オールドフィールドの映画音楽・・・お涙ちょうだいではなく、真に人を感動させる映画です。
最後のシドニーとプランの再会は、抑えていたものが一気に爆発して・・・そして泣きます。

Q3:見て無駄な映画
あまりにも多くて・・・(^^;;
2時間を楽しめるかどうか・・・かな

次は・・・ 映画に鋭いコメントをする。 眞紀さん
そして、もう一人は、美琴さんへ

STAR WARS Episode 32005年07月10日 12時44分40秒

STAR WARS Episode3

昨日「STAR WARS Episode 3」~シスの復讐~親子3人で見に行ってきました。
私の関心は、誰もが知っているルーク、レイア、ハン・ソロのシリーズへ繋がるための作品であり、そして新シリーズ完結をどのようにするかでした。
それはあまりにも悲しく、そして美しい映画で感動してしまいました。
不覚にも「STAR WARS」で涙するとは思いませんでした。
妻もボロボロでしたし、娘は身じろぎせず見ていました。最後の30分は映画館内の観客すべてが引き込まれていました。



表紙が痛んでいますが、これは1978年に出版された一番最初のSTAR WARSのノベライズです。訳はあの野田昌宏氏。
副題が「ルーク・スカイウォーカーの冒険」とついていました。 「フォース」を「理力」、「ライトセーバー」を「光線剣」など、当時ではイメージを持つことできない中での翻訳の苦労がわかります。
今では「フォース」や「ライトセーバー」で通じますものね。



こちらはサントラのLP・・・サントラで全米一位になったりして当時それだけ全米を熱狂させていました。

1977年に第一作が公開され全米で熱狂的なブームとなりましたが、日本での上映は1978年の夏まで待たなければなりませんでした、
ビデオなんて無かった時代、予告映像など見ることもかなわず、本や音楽でイメージを膨らませるしかありませんでした。
公開されるとすぐ見に行き、引き込まれてしまいました。
それ以降の作品も何度見たことか・・・



当時、ジョージルーカスは、「STAR WARSは全9作の予定であり、これがエピソード4であり5・6へ続き、1・2・3と7・8・9は別のストーリーであり、共通して登場するのはR2-D2とC-3POだけである。これ20年かけて制作する。」と言っていました。
20年以上かかったけど、全6作しかならなかったけど・・・完結・・・良かった満足。

そして最後になって知りました・・・「STAR WARS」は「ダース・ベイダー」の物語であることを。

フィルムの保存2005年07月12日 17時37分48秒

膨大な保存フィルム

7月に入ってから週末は雨の日ばかりです。
そこで7月2日~3日の土日、blogも始めたこともあり過去の写真をチェックしようと保存しているフィルムを出してきて2日がかりでチェックしました・・・(^^;;
上の写真がそうです。
説明しますと立ててある緑のバインダー・・・ポジ40本のスリーブ(40×2×36=2,880カット)
黄色のバインダー・・・ポジ25本のスリーブ(25×10×36=9,000カット) この2種類は94年以降のポジフィルムだ撮影したもの
右側のネガアルバム・・・これは海鴎やHOLGAとかのブローニフィルム・・・こちらは全部で30本ぐらいと、35mmネガフィルムが10本ほど(16×30+36×10=840カット)
左下の赤と黒の箱、これは1985年から1995年までの海外旅行のネガカラーフィルム1箱で30本(30×4×36=4,320)
そして靴箱3つには古いネガなどが約100本・・・20年ぶりに見る懐かしいカットもありました
えっ、このカットのネガ残っていたのというのもあります・・・(^^)
1995年以降はトイカメラ以外ではポジフィルムばかりで、それも大事なカットはPHOTO-CDやCD-ROMで残しているのでチェックするのは簡単なんですが、それ以前のフィルムはアルバムと照らし合わせたり、ルーペでチェックなどして調べました。
古いネガフィルムなど退色して、色が褪せているのもあります。
約19,800のカットから何が出てくるか・・・ボチボチとアップしていきます。

APSを覚えていますか?2005年07月13日 20時43分19秒

APS保存

APS(Advanced Photo System)を覚えていますか?
1998年に鳴り物入りでNikon、Canon、Minolta、Fuji、Kodakの5社で共通企画で始めた新しいfilmシステムです。
発想は悪くなかったのですが、デジタルカメラが登場しAPSを喰ってしまいました。
現在ほとんどのメーカーが撤退してFujiがカメラ1機種とKodakとFujiがフィルムのみを細々と発売する状態です。
私もCanonD5という水中カメラを2000年に買いました。
上の写真のとおりカートリッジで保存してインデックスプリントでプリント注文する形ですが・・・一度だけポジフィルムを使ったことがあります。




写真屋で期限切れ寸前でバカ安で売ってもらいました。40枚撮りですので撮りきるのに苦労しましたが・・・
ポジはネガと異なり通常のフィルムと同じスリーブ状態で戻ってきました。
写真を見ると2001年夏の八重山です。
ポジを使うなら通常の35mmのほうが画面が大きい分画質が良いわけで、わざわざAPSを使う必要もないわけです。
このシステムは35mmより簡単に使えるようにしようという規格ですので、ネガ向きでありポジには向かないシステムかな。
それもデジカメの前には風前の灯火
このポジも未整理の靴箱の中から発掘した一本です。